トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

堤の補修「棚田部の泣き所」

2022-12-06 | 水辺環境の保全
 折に触れ浚渫土を運び込みようやく堤の幅も高さも傾斜も考えている程度までに近づいてきたが北西の角が低かったのだ。浚渫はしていてもそうそう大量に用土として調達できる訳もなく「出来る量を弱い箇所から・・・」が基本である。
 今回、温水田兼沈泥池を浚渫した盛り土を崩して北西角に付け足した。ここは台風15号の増水で越流してしまった部分でもあり早めの補修が必要だったのだ。
 越流の要因の一つに威之志士様の跋扈蹂躙があって、写真には写ってはいない立ち位置と分水路の両肩の破壊も甚だしく血圧が上がる。とは言え一輪車何台分にあたるか土砂を運び踏みしめて胴突きで固めて成形した。スコップで掘り取る浚渫土の水分は抜けている様に見えても細かい粘土質でもあるから踏み固めるに従い軟らかくなってくる。水分量は変らなくても流動化現象に当たるような機序が働くのかどうか、それはともかく凍結期前にもう一度、胴突きで突き固めなければならない軟らかさなのだった。




これも変種か単なる霜焼け⁉

2022-12-06 | 蝶の食草園
 先日、庭で濃色花赤茎葉のフジバカマ株を見つけたのだが「たしか斑入りもあったはず⁉」とフイールドのフジバカマを見に行ったらひと際赤く目立った1本がある。花も他の株より赤みが強い。見た目は赤くても庭の株とは感じ方が異なるから「低温のせいか⁉」とも思ったけれど分かるはずも無い。
 斑入りの株を見出す事も忘れて帰宅してしまったのだが、この株も支柱を目印として来季の観察が必要になった。種子は採種には早いけれど自家受粉ではなく既に周囲と交雑しているだろうから採種播種して同じものは得られないだろう。赤い性質が定着しているのであれば「一攫千金」「一茎万金」ウヒヒウヒヒの来季であろう。これで年末ジャンボを購入しなくて済む事となった。



こっちは庭の株