トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流「昆虫すこいぜ!」

2022-12-03 | 小父のお隣さん
 擁壁に水抜き穴から芽生えたエノキの幼樹にアカボシゴマダラの幼虫を見つけ出そうと遠近両用メガネを上げ下げしつつ苦心惨憺・辛抱努力の甲斐もなく発見できず「ヤーメタ!、役立たずの樹め!」と顔をそらそうとした瞬間「えっ!」と急ターンさせたのだった。年甲斐もなくこういう行動をとると頸骨捻挫やむち打ち症、あるいはイタイイタイ首にならざるを得なく禁忌の行動だった。悪くすれば「ゆさぶり症候群」で脳損傷に至ったかも、で大いに反省しかりである。とは言え木久扇師匠症候群は既に既往症であるからして目立たないだろうて。

 それはともかく「枯葉に見えて枯葉で無い」のがビビビッと降臨したのだ。首はビビビッとならずに幸いだった。遠近両用メガネの鼻当てを少しもたげ接近遭遇、確かに枯葉ではなく触角があるから蛾で間違いはなかった。とは言え種の見当などつく訳もなくS先生が来場されたらお尋ねしようと待ち構えつつ作業をしたのだが空振りだった。
 帰宅して図鑑を開いても翅を開いた絵では全く似ておらず無駄図解のエネルギーだったわい。枯葉蛾の仲間だろうか、程度が小生の実力だ。ホント悔しいから「スコイやつ!」とモニター画面に言ってやった。

      

今日のトンボ「殿はどっちだ⁉」

2022-12-03 | 小父のお隣さん
 12月に入った。目下の関心事は「何時、トンボが見れなくなる⁉」という事に尽きる。盛期には「まずは一巡り」と水見回りを兼ねてトンボの観察に行ったものだが師走ともなるとフイールド到着時はまだ山蔭から日差しが覗かない。こんな時はトンボの動きは無いから帰宅直前の昼近くに日当たりの良いトンボ池周辺の陽だまりを捜す。
 ほぼ飛翔していると言う事も無くなったから歩いて飛び立った時点で「確認が取れる」という塩梅だ。概ね10日前後が平均的な終見日と心得えて、これより長くなれば「儲けもの」なのである。

 写真はマユタテアカネとオオアオイトトンボなのだがオオアオイトトンボは5枚撮影してすべてがピンボケになった。中央焦点のピンポイント設定でも背景にピントが定まってしまう。もう壊れて使えなくなったのだがガラケーのカメラは使い易かった。「使ってわかる使い心地」では貧乏年金生活者ではおいそれと機種交換などしながら適切機種に当たるまで購入するなんて芸当は出来ん。

オオアオイトトンボはボケている画像なので片隅に小さく・・・。

今日の素労風努「湯通し昆布のベッタラ漬け」

2022-12-03 | 何よりの楽しみ
 イナゴと炊き合わせて佃煮にしようと購入した湯通し昆布だったが「生に近い風味」を活かせるかもしれないと考え直しベッタラ漬けにしてみた。漬け汁は大根を漬けるレシピをそのまま転用。だから大根と同じ重さの湯通し昆布、というより湯通し昆布の重さに漬け汁を合わせたのだ。

 卓上漬物器で加圧するまでもないだろうと密閉袋内で処理し漬かる頃合いまで常温に置いた。頃合いに試食してからは冷蔵庫内である。
 味はと言うと一言で言うなれば「キヨスクで購入していた酢昆布」を思い出させる味だった。同じレシピの大根では酢昆布は浮かばなかったのに可笑しなものである。だた肉厚があるから噛み応えは明確で口中で細かく裁断されていく感覚が顕著だ。「今はこれくらいの断片」と見なくても分かるのだ。

 作って食べて見て判った事は「おかずにはならない」という事だった。大根のベッタラ漬けもご飯のお供になり難いつまみ食いの対象みたいになっているのだが、これもその口とはいっても昆布からくる旨味成分はあまり感じないし乳酸発酵も大根より弱いみたいで、この点が泣き所か。しかし咀嚼感は素敵だなあ…好きです!。

 ➡  密閉袋内で合わせて常温に置く ➡  出来上がり