上棚の放水路から放流が間に合わなくて越流し大きな土砂流入となった泥水池1の浚渫は当座は先送りして手堅く済ませられる泥水池4の堤を5cmほど盛り上げた。ここも15号台風の出水で越流した部分である。上棚の分水路が機能していればこんな羽目にはならなかったのだが放水機能量を上回る水量では無理もないのだ。
用土採土場所はないから沈泥地から浚渫してあった軟土だが一輪車で運び上端面の高さを上げた。たかだか5cm程度とは言うけれど大事な盛り土である。道路脇から浚渫土を一輪車に乗せて渡し板を渡したオーバーフロー部を通して堤まで運ぶ事、何回だったろうか。とにもかくにも浚渫土の山が平らになるまで掘って運んで今のところはここまで。次回は来期以降に新たな浚渫土が調達出来たら…の話になる。採土場所が無いフイールドなので「箱庭遊び」と全く同質で「域内にあるので賄う」のが大原則だ。
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盛り上げは泥水池4が終わり泥水池5の越流部まで済ませる事が出来たのは祝着至極であるし執着仕事であるがゆえにこそ成る作業でもある。写真左下のオーバーフロー部傾斜放流部の漏水が著しく通常の流水量は全て地中に消えてしまう。その水の出口さえ掴めていないのが現状で、地下洞窟を拡大させ構造崩壊に導かないためには大掛かりな傾斜放水路の掘削と深部からの鎮圧成形が必須なのだけれど「寄る年波と維持継続年数」の現実を考慮するとなかなか「やるぞ!」には至らない。構造破壊に繋げさせないためには優先順位は高いのだが手間も膨大で躊躇がある。
本来と言うべきか元来と言うべきなのか、この泥水池5は「捨て池」設えで漏水孔頻発に当たり上部の泥水池4まで減水の影響を与えないための仕切りで出来た防護池なのだ。故に漏水で空になっても構わないもののやはり干上がっている底を見るより湛水なっていたほうが良い。
使った渡し板は水中で保存
用土採土場所はないから沈泥地から浚渫してあった軟土だが一輪車で運び上端面の高さを上げた。たかだか5cm程度とは言うけれど大事な盛り土である。道路脇から浚渫土を一輪車に乗せて渡し板を渡したオーバーフロー部を通して堤まで運ぶ事、何回だったろうか。とにもかくにも浚渫土の山が平らになるまで掘って運んで今のところはここまで。次回は来期以降に新たな浚渫土が調達出来たら…の話になる。採土場所が無いフイールドなので「箱庭遊び」と全く同質で「域内にあるので賄う」のが大原則だ。
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盛り上げは泥水池4が終わり泥水池5の越流部まで済ませる事が出来たのは祝着至極であるし執着仕事であるがゆえにこそ成る作業でもある。写真左下のオーバーフロー部傾斜放流部の漏水が著しく通常の流水量は全て地中に消えてしまう。その水の出口さえ掴めていないのが現状で、地下洞窟を拡大させ構造崩壊に導かないためには大掛かりな傾斜放水路の掘削と深部からの鎮圧成形が必須なのだけれど「寄る年波と維持継続年数」の現実を考慮するとなかなか「やるぞ!」には至らない。構造破壊に繋げさせないためには優先順位は高いのだが手間も膨大で躊躇がある。
本来と言うべきか元来と言うべきなのか、この泥水池5は「捨て池」設えで漏水孔頻発に当たり上部の泥水池4まで減水の影響を与えないための仕切りで出来た防護池なのだ。故に漏水で空になっても構わないもののやはり干上がっている底を見るより湛水なっていたほうが良い。
使った渡し板は水中で保存