トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流「昆虫すこいぜ!」

2022-12-24 | 小父のお隣さん
 初霜・初結氷だったこの日、トンボの確認に行った折りにシロチョウが目の前に降りて止まった。どうもモンシロチョウに見えたのだが翅を閉じていると判別が出来ない。
 モンシロチョウはこんな頃まで飛翔しているかどうか関心も無かったしモンシロチョウの好む植生や環境を用意してきた訳でもないし、ありふれたチョウだけに真剣に観る事も無かった対象である。スジグロシロチョウに見えなかったのだがさーてどっちだ。デジカメを忘れたからスマホで撮影してみたけれど安い機種だけにこの大きさが精一杯で画像を図鑑対照し確かめようにも情報不足で無駄だった。
 まあ、はい!モンシロチョウの判別も出来なくなった小生、人生の旅路・・・。もう真っ白。

   

雖覆一簣、進吾往也 4

2022-12-24 | 今日は真面目に
 この日は二回目の氷結だ。最低気温は初回よりやや高めなものの地温や水温の低下もあるだろうから水域は全面結氷に近くなった。それでも表土は凍結には至らず熱体積量はまだまだ残っているから埋め立て作業が続けられる。
 
 「3」と「4」の間に多少の埋め立て作業が出来たのだが1ページを割くほどの量でも無くて書かなかった。

 始まり ➡  ここまで
 ようやく半分ほど埋め立てできたものの用土が無い。採土出来る場所も無いフイールドであれば浚渫泥土を用いるしかないのが通り相場ではあるけれど浚渫も無制限に出来る訳も無し。深くても長靴で立ち込める水深が限界である。そもそも全体として「浅い水深の泥地」が理想なのであるからむやみな泥浚いは禁物だ。

 であるからして前回と今回は棚の北西隅の瘤を削って用土としたものの「無いよりはまし」のお茶を濁した、いいえ水を濁した程度の埋め立て量で終わったのだ。残りはまだおおよそ半分が埋めたてられていない。周囲を見渡せばもう少しだけスコップで削り取れる場所があるから次回はここから採土するものの一輪車にして5杯程度だろう。
 絶対量が不足しているのは明白になったので下棚の浚渫土を運ぶ必要が出て来たのだが段差をいかにして走行させるかの地形的要因よりも体力的・肉体的要因にリスクが高くなった。それはともかく瘤を削り整地できた事で植生の再構成が可能となった。既にオオバコ・フジバカマ・チカラシバ・ネコジャラシ・ワレモコウ・イボタなどの採種は済んでいて、これにシロツメグサとクローバーを混合し播種する用意も整っている。
 どれが定着するかあるいは全て無駄となる可能性もあるけれど裸地のまま植生の復活を見るより人為的ではあるものの早く被覆したい思いが強い。