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それだけでなく裾群落とか袖群落とか言う範囲の事だとそれなりに環境的意味が大きくある。それも無視されて「綺麗にしましょう」が合言葉だ。
刈り払いなども生物・環境保全のために敢て草地にしている範囲を刈り払いたがる傾向が顕著で、刈り払いに入ればスキンヘッド状態にされ生物的廃墟を量産されるし、刈り払わなければならない林床や斜面のネザサやヤマフジのシュート、勢力を広げているヌスビトハギやワルナスビの抑制・根絶に関心は全く向いてはいない。
残したい樹種や草本、育てたい樹木や草本なども「オール雑草!」なので当然眼中には無く気楽に排除・切断する。枝の処理ひとつとっても選定の基本は知る事もしないし。切断位置が樹木にも人に対しても悪い位置である事も気にならない。
つまりは他者に対する安全や保全とか多様性とか意中に無いのであって活動に首を突っ込み参加してきたからと言っても学ぶ姿勢も無いと断言できる。
そもそも刈り払い行為一つとっても「刈り払うための刈り払い」でしかない手太楽なので里山保全として望める事は無く「草地を破壊するな」と伝えても無駄であるのが小生の経験値である。
当人たちにそのつもりはなくとも単なる保全行為に名を借りた破壊行為であって、かつまた「作業しました」と人目に触れる範囲を選んでいるとしか見えない。意識してそうしている事では無いにしても潜在心理としてあるのは間違いないだろう。
竹槍状の切断や草に覆われ見えなくなる危ない切位置で切断した残りなどは結局は放置してはおけず、ついでの時に小生が処理する手数に入るのだが草地の刈り払いは元通りにするすべもなく今シーズンもまた環境をオジャンにされて終わった。