トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「干し大根の甘酒とごどのハイブリット漬け」

2022-12-18 | 何よりの楽しみ
 ベッタラ漬けを作ってみた。大根薄切りを軽く塩振りし重しをして一昼夜水分を抜いた。塩抜きしてからレシピ通りに漬けてはみたものの水分が多くて肝心の糀の風味が活かされなかった。この反省に立って塩漬けでなく風乾と日干しで水分を抜いて作ることにしたのだ。
 大根1本約1kgが一昼夜の風乾と日干しでソフトボール大までに嵩が減る。これに甘酒を加えて付け込む算段だったのだが乾燥が早く終わり甘酒を仕込む時間が足りない。仕方がないから禁じ手の市販の甘酒を急遽用意したのだ。

 これにお酢を加えるつもりだったが冷蔵庫に9月に仕込んだ「ごど」がまだ残っている。130g程度しかなかったものの「しょうゆの実」の方がご飯のお供になり易いから「ごど」もぶっこんでみる。お酢も大匙3杯入れ甘酒は無糖を400gである。

 仕込みから3カ月になる「ごど」まあまあの熟成振りでも大根から抜けた水分量を想えば漬け液を吸った干し大根の戻り具合が気になるところではあるけれど、初めてのレシピでもあるし出来上がりの予想は出来ないのだった。
 保存袋に全て投入し空気を抜いて冷蔵庫で落ち着かせる。何日掛かるか分からないがまあ、ちょびちょびとつまみ食いしながら様子を見る事にした。今回、塩分は皆無なので常温には置けないけれど糀とお酢の作用で腐敗は押さえられよう。

 「ごど」の中で繁殖した乳酸菌がどのような味をもたらすのかが今回の肝になる。さしあたりは翌朝のつまみ食い・・・。考えてみるまでもなく「ごど」が投入されたことから「えひめAI」の食品化で「たべるえひめAI」とでも言って良かろう。植物に大歓迎される混菌製品が人体に悪かろうはずはないと言うのが小生の信仰なのである。この結果については不服申し立ても行わないし事情聴取の必要も無い。

 さて一晩冷蔵庫に寝かした「エッ!品」を起床早々に試食してみた。甘酒の水分を吸収して大根はもう少し膨れるかと思っていたのだが切り干し大根がそうであるように思ったほど膨れない。噛みしめればカリカリキリキリと歯切れが心地よいのだが入れ歯だとどうだろうか。スライスし干したのをまとめて刻んでおいたのが良かった。今度はスライスではなく突き大根にして薄塩と重しで水分を抜く方が美味しいだろう。
 塩味はごど由来の量しか入っていないからほとんど味わいに無く水分の無い甘酒にまぶした辛みの残る干し大根を食する感覚、と言えば単純すぎる。これってつまみ食いに最適、お茶の友に掌に乗せて食べる食べ方も「あり」だが今時は行わないだろうね。締めは「ごどが少なすぎた…」。
 

二点位置流「昆虫すこいぜ!」

2022-12-18 | 小父のお隣さん
 トンボ池横の陽だまりでアキアカネを追っかけしつつダべリングしつつ日向ぼっこ中にチョウはキタテハやシジミの仲間が確認できる。驚いたのはカメノテントウが多数いた事で小生の服にも2匹ほどが引っ付いてきた。手に取って体液を掛けられる事は無かったがSさんは掌にべったりと液体を出された。
 カメノコテントウは近くのヤナギの大木に寄生しているアブラムシを捕食に集まっているらしいのだが枝先は高く姿を確認するのは不可能だ。
 尾根突端部の平坦地に設置した養蜂箱からは気温が上がればミツバチが姿を現す。しかし既に開花して蜜や花粉を提供する植物とて無いようなフイールドだから日向ぼっこだけなのかどうか。オオスズメバチの飛来も無くなると見物する興味も薄くなり一別して去るだけの日々になってきた。