トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「シーズン終焉⁉」

2022-12-19 | 小父のお隣さん
 15日に今期初霜と初結氷を記録した。気象台が報じた最低気温は1.2℃でマユタテアカネもオオアオイトトンボも複数飛翔、翌日は1.8℃。それでもこの日はオオアオイトトンボを確認できた。17日は曇りのち小雨で日照は無くて飛翔確認はできなかった。

 18日は快晴になり最低気温3℃であっても偏西風が強くてトンボの視認は零だ。今日19日最低気温は1.5℃と先日の最低気温より僅かに高いものの水域の氷結面積は更に増えて冷えが進んだことが分かる。既に連日の最高気温は10℃に満たない日々が続いていたから今期のトンボ終見日は16日のオオアオイトトンボとした。向こう4カ月はトンボの飛ばない期間がある。
 それでも穏やかで暖かい日よりでは成虫越冬するタテハチョウの仲間やキタキチョウ、スジグロシロチョウなどが突然現れる事もあるからそれは楽しみだ。しかし突然深夜に襲い来る冬のイエカは忌々しい。電気蚊取りを収納できないのである。

今期最終日の個体  

      

漏水多発部と最終決戦始めた!

2022-12-19 | 小人閑居して憮然
 猪に荒らされた二つ池の水際線に手を入れ池の中のウシノヒタイのコロニーを引き上げて一昼夜。親指の入る程度の漏水孔を潰せた結果満水位になってくれた。
 しかし現状では何時また漏水が始まるかは分からず漏水と老衰はお約束でもあるからまずは手の出せる漏水部の埋め立てをする事にしたのだ。多発部に関して述懐すれば「頭頂部の多発部は惨敗」だっただけに二つ池の多発部には留飲を下げたい。
 前日の漏水孔潰しの結果、満水位になって現状ではニホンアカガエルの産卵水域は復活したけれど何時また漏水で水位低下を招くかもわからず、ここは水位の安定を図る事が水域面積の維持よりなにより重要なのである。

 埋め立て範囲の水際から外した護岸木で埋め立て範囲を決めた。この中に漏水多発部二カ所が入ったので有効な埋め立てが出来れば漏水に悩まされる局面は大幅に減少すると思っている。
 しかしながら埋め立てに使う用土の目途が立たない。残す水域から浚渫した泥土を入れ込んでも十分とは言えず、下手に底を深く浚渫すれば泥土の下の耕盤を削ることになって耕盤下の漏水ネットワークと仲良しこよしされかねないのである。

 とりあえずは水際線から引き上げた威之志士様の跋扈蹂躙物を投入したが土より植物体が多いのでそうそう役には立たない。まずは沈泥地の浚渫土を一輪車で運んでみたが車輪が埋まって押せない。バックで曳くとバランスが取りにくいしこの日はやり掛けで万事休すだ。つらつら棚を眺めていて思い当たった。「棚の端にある盛り上がった部分から用土調達すればよい」。量的には不足する感もあるものの浚渫土と合わせればなんとか辻褄は合いそうにも思えた。コブの部分は一旦は舐めるように刈り払ってから再度、採土に挑戦する。
 満水位になったがリスクは残ったままなので埋め立てる事にする。二本の棒の部分が多発部位で手前が昨季の埋め立て部