トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「喰うものと喰われるもの」

2020-08-24 | 小父のお隣さん
 「えーっ、お繋がりするのだろうか⁉」と注視したのだが態勢がおかしい。一旦飛行したがオスがメスを抱えたままなのだった。直後に止まって落ち着いたので様子が判った。メスの頭部を齧っていた。それはともかく、捕食者の種別がよく分からない。シオカラトンボとすれば色黒だし、オオシオカラトンボとしても釈然としない色調だ。
 そこで目についたのは副性器で、普段は関心のない形状だから毎日見ているトンボのそれだって知らないのだ。記憶ではハネビロエゾトンボが「尖っていた」記憶があって、そうかもと思うけれどそうではないの打消しがある。結局は「喰われる側と喰う側の写真」となった。

 翅が損傷している様に見える    歪んでいただけだった

 帰宅する前に新設した三角池に立ち寄った。横の草むらで動く気配がある。視点を移すと、そこにはカエルの脚を加えたヤマカガシが後退している途中だった。カエルの上半身は既に無く、ヤマカガシが加える前に損傷されたと思えたのだが、そうなると「ヤマカガシは死肉を漁るのか」という疑問が出てくる。「生きて動くものを捕食する」と理解していただけに、常識とはつまらんものである事よ。
 草むらに姿を隠す前に写したい、と思ってもカメラはジコジコいって合焦が遅い。結果、まともな1枚も撮れなかった。まあ、撮影ジコではある。

                           ボケばっかり     頭部が入らなかった  

蜂満総社建立7「お遊びの真髄は無用の超物・不要の要」

2020-08-23 | 何よりの楽しみ
 生物多様性だの環境保全だのインセクトホテルだのバグハウスだのと蘊蓄を垂れたところで所詮はお遊びなのだ。お遊びであるからこそ反映しておかねばならないクッズや仕掛けがあるのだ。どちらかと言えば後者こそ肝心要であって、表には出なくても独り孤高としてニタニタできる事こそ醍醐味でもある。まあ、姥捨て山に人はいないし独りだし孤高は最初から決まっておった。そして既にとどのつまり孤老になっておるわい。

 自らを憐れんでもしょうがなく、ここは芸術に打ち込むことこそ孤老が孤高へと至れる道筋なのだ。同じ趣旨で作ってきた蜂満神社や蜂満大社は、いわゆるインセクトホテル等のジャンルさえあることを知らないで作っていたのだが、テレビ電話で孫が変な積み木で遊んでいて「何か?」と訊ねたら「インセクトホテル」だと言う。「インセクト?、なんじゃいそれは?」とスペルと意味まで教えてもらった。
 ここで初めて知ったのだった。サイト初めは外国のものだったので翻訳できない。探して日本のサイトが出てきたが外国産の画像がほとんどだった。これが苦労の始まりで多様な作品があるが小生的にはしっくりしない。もうひとひねり欲しい感じで終わっている。だから小生は爺我自賛とののしられようと「蜂満大神」信奉を外せないし改宗も出来ず、究極の「蜂満総社」に至るのだった。これは歴史的には✖連の系譜なのかもしれないし、あえて言えば「静物多様性」であって「神仏多様性」でもある。

 さて、今回のお遊びは千木もどきを乗せ賽銭箱を設置し扁額を掲げる。これでそれらしく見えるだろう。外観をもう少し凝りたかったものの古材だけで済ます零円工作だから精いっぱいであった。
 賽銭箱は銭こが入る隙間はなくダミーで冬季の小鳥の餌箱である。冬季になれば虫の活動は無いし、この賽銭箱の上に種子を入れたボトルを固定し常設餌場に様変わりさせるつもり。んなもんで、お遊びはボトル小路、発展しません・・・。

 一方で、生来の浮気性ゆえか宗旨替えも頭をもたげている。蜂満大神信奉ではなく「天下取り」こそお爺のロマンと思える刻もあるのだった。一国一城の主と言えば「天守閣」は必須。材料があれば天守閣に挑戦したい。いいや、材料が無くても銭こさえあれば築城は可能なのだが、姥捨て山では民草はおらんわい。年貢も取れんわい。銭こは無いわい。まあ、寝る年波にワイワイ妄想して寝落ちするしか無いわい。

            

やはりおかしい蛹化場所

2020-08-23 | 小父のお隣さん
 今期、ジャコウアゲハの産卵は7月になってからだった。今まではウマノスズクサが一尺程度まで伸びる頃に最初の産卵がありウマノスズクサを食い尽くす。こんなサイクルで越冬体の蛹まで4~5回の発生を観ていたのだ。それが今期はウマノスズクサは花を着けるし庭の至る所で生えそろってもう厄介な雑草状態なのだ。食草にならなければ用も無いから「除草する」気分になった頃に産卵があって、その幼虫が今期最初の蛹化体なのだ。

 それはそれで構わないのだけれど蛹化場所がいささか気になる。お菊虫の付く場所は殆どが人工物だったので、それ以外の植物体で蛹化するとは思いもかけなかったのである。
 しかしながら屋外、土手の幼虫には人工物となるとコンクリートの法面しかない。真夏には50℃以上にもなるコンクリート表面で蛹化体になる訳も無かろうから、恐らくは周囲の植物を選んでいるのだろうが、気にしていない小生は観察したことが無い。

 庭の蛹化体は外壁や土台、シャッターケースやベランダ床の裏側、素焼きの鉢や石の置物などで普通に観ていたが、今回はショウガの葉裏なのだった。一頭ならばともかく近くで2頭が蛹化したとなると偶然とは思えないけれど、推測や推定は浮かびもしない。まあ、陽気が陽気なだけに涼しい植物の葉裏を選んだのでしょう、が今のところはしっくりする。

                   

蜂満総社建立6「仕切りを加える」

2020-08-22 | 何よりの楽しみ
 仕切りも想定図の上では何度か変遷した。床と天井を張って罫書き線を入れてからも変更する始末と相成った。要は「どのような資材をどう詰めるか⁉」なので、その種類が決まらないと仕切る空間の数も出てこない。
 最初は縦2枚の仕切りで空間3列を予定していたのだが詰める資材の準備が出来そうなので縦1枚横1枚で十字に区切り4室と決めた。そうなるとそれを支える構造材が必要なのだが既に使える巾木などは無い。棚板を受ける横木と穴開けした横壁になる角材を固定する固定材は切り出して使うしかなくなった。

 仕切りに使いたいベニヤが無くなって、Yさんの道具ロッカー(バイオトイレの転用)にあったのを思い出して譲ってもらった。雪のような白いカビが出ていたけれど拭き取ったら綺麗になった。このベニアを用いて二重天井と二重床にも蓋をする。
 だだ仕切りの立て板を固定するまでは二重には出来ず、中央の立て板を釘止めしてから二重の隠し部屋2室がふさがる。写真の二重天井は上に屋根のブロックが載せられて閉じるのだが前面に薄いスリットが見えるのが出入り口だ。おもてなししたい団体様はテントウムシ様ご一行である。
 空間が単なる「だだっ広い」だけでは落ち着かないだろうからと床下は棕櫚の繊維を入れるのだが天井裏には小枝かヒノキの鉋屑か、それともだだっ広いだけにしておくか、いまだに決めかねている。何も入れなければ空間容量は最大のままだが手掛かり足ががりは最小で、その適正値が判らない。何か入れた方が手掛かり足ががりは最大になるし、まあ、決断できない日本人の一人・・・。

            

今日のトンボ「キイトトンボの連結産卵」

2020-08-22 | 小父のお隣さん
 今期はもう「再見」無いかもしれぬチョウトンボの姿を求めて水域を彷徨する小生になってしまった。まあ、街中を彷徨するよりは「良し」とすべしだ。まだ木久扇師匠のように「帰り道が判りません!」までには至っていないし・・・。

 そんなかやでトンボ池に立ち寄ったらキイトトンボが連結産卵していた。キイトトンボもこの頃ではシオカラトンボと同様に普遍種になって写す気にもならなかったけれど連結産卵のシーンは何時もあるわけでも無いので撮影したのだった。そこで気が付いたことは「普段目にするのはオスばかりで、メスは殆ど記憶にない」という事。地味な体色のせいもあるだろうが、見落としは結構あるのだろうと推測した。
 それにしても草叢からツンツンと溢れ出てくる個体でメスを見たことが無いのは不思議膏金賜丸・・・。

                  

蜂満総社建立5「蜂の巣壁」

2020-08-21 | 何よりの楽しみ
 当初は4本の柱に穴を開けるつもりだった。これなら資材を「使い切る」に等しくなる。アイデアも秀逸と思えたけれどヒノキ三寸角1mの柱4本を拠点から下ろして自宅で穴開けして持ってくるなんて、この暑さの中では行いたくない。数多くの巣穴を開けるのに手持ちの電動ドリルでは穴の角度がバラバラになる。ここはしっかりと穴開けしておきたい。目立つ部分でもあるし小生の美的感覚が「そうしろ!」と煩いのだった。

 結局は柱材に穴開けするのは変わらないものの、総社側面の壁に当たる部分に穴開けした柱材を組み込んで作る事にしたのだ。穴の数は少なくなるものの、持ち帰りも加工も楽になる。
 穴開けは貫通しないギリギリまで穿ちたいのだが、ドリルスタンドのストロークが足らない。最後は手持ちドリルで深さを足そうと考えたがストッパーが使えず勘やドリルの目印に頼る加工になる。最終的には加工の精度を考慮して危ない橋を渡った。

 まずはドリルスタンドで回転しているドリルを材の穴に下げ入れる。そのまま材を持ち上げその下に下駄を履かせストロークの不足分を補ったのだ。ドリル回転中に材を持ち上げるのはタブーであるけれど、無回転だと挿入しにくく「リスク回避」なんて選択は汗だけが噴き出て、「危険は承知の上での加工」で慎重に事を運んで事なきを得た。
 危ない橋を渡り、手間暇かかったものの必要な穴を数と深さで満足できたし祝着至極であったわい。まあ、危ないと判断できても選択せざるを得ない局面などいくらでもあるのが人生だ。

          

               

こんなところにセイボウが…

2020-08-21 | 小父のお隣さん
 実際には一匹だけでなく3匹飛んでいた。セイボウが複数飛翔している場面などそうそう当たる訳も無い。時折、蜂を見に来るNさんをトンボ池に案内してタイミングよくミソハギにいたセイボウを教えて、工作のために拠点へ上がろうとしていた原っぱ部で出会ったのだ。
 花も小さく蜜源としては不足のように思える植物だったが名前が判らない。結構、群生していて、だからこそ3匹も集まったのだろう。花が小さいから訪問時間はわずかで撮影しにくい。それでも1枚はアップできる状態に近い。「青色の蜂」と分かるだろう。

           

 正式名称は「ルリモンハナバチ」で良いのか「ナミルリモンハナバチ」なのか、両者の相違点はどうか、などなど難しい事は避け、単に「セイボウ」が小生好みだ。「幸せを呼ぶ蜂」とも言って客誘致のキャッチコピーに使っている向きも見られるが、強いて言えば「客致小Bee」だなあ。

蜂満総社建立4「二重の床と天井」

2020-08-20 | 何よりの楽しみ
 製作過程でしばしば仕様が変わる。手元にある廃材だけでなんとかつじつま合わせをするような格好なのだ。用材が無ければ変更已む無しだしあればあったで暴走気味になっていく。今回も床と天井に使うベニアを切り出して余裕がありそうなのが見えてきた。切れ端で小箱で用意するつもりだった越冬室を二重の天井と床にして組み込んだ。
 少年の頃、早春に雨戸袋から塵取りで掬い上げるほどのテントウムシが出てきた事があった。もう一回は中年になって近在の日帰り温泉に行った時、室内に大量のテントウムシが壁やガラスにいて模様の違いを楽しんだ事もあり、テントウムシ様にお休み処を用意する気になった。
 とは言え、テントウムシが入るかどうかは相手次第、嫌なサシガメが集団で入る可能性もあるものの、それはもう自分で決める事ではなく環境に委ねるだけなのだ。

 横に組んだ垂木の上下に板張りをし空間を確保しても少々薄いような感じだったから巾木を重ね厚みを足した。出入り口はこの巾木にスリットとして作った。
 さっそくねじ止めし完成したと思ったのも束の間、天井と床の間の仕切りを加えるのに固定が必要だった。二重の床材と天井材を固定してしまっては中央立壁板の固定が出来ない。結局はねじ止めを外し、取り付けの手順を再暗算である。「ああして、こうして・・・」と設計図も無く度々仕様が変わってしまう工作は効率的ではないが、まあ、それも楽しみのひとつだ。

 それにしても暑い日が続き作業開始前から「大汗ボロボロ」したたり落ちて着衣は濡れてくるし顔面は水を被った感がする。熱中症予防のため麦茶に梅干しと摘果蜜柑ジュースを少々入れたのをチビチビ飲みながら頭部に密着するように装着したタオルには乾燥しない前に霧吹きして連続冷却しつつ乗り越える。つ、も、り。

              
 写真は二重床を下側の板を外して見ている。中に入れるのは小枝にしようか迷ったのだが軽く耐久性のある棕櫚の繊維にしてみた。びっしりは詰めず軽く「フワッ」とした入れ方だ。左上、巾木を削り取った部分が出入り口になる。柱と底板の切込み部に5ミリ程度のの隙間があるので出入口は設置は必要ないと思いつつ「おもてなし」ウエルカムの気持ちだ。

今日のトンボ「マルタンヤンマの産卵続く」

2020-08-20 | 小父のお隣さん
 チョウトンボ「再見!」の希望的観測で水見回りをしているのだが無しのつぶてである。そんなところにまたもやマルタンヤンマが産卵していた。それも同じ泥水池4のヒシの上でである。
 ところが丁度木漏れ日が当たる範囲なので視認しにくい。モニターを見ていても良く分からないしズームにするから画像は揺れまくっている。それでも何枚か撮影し、比較的見られる写真だけをアップした。この頃、マルタンヤンマなど珍しくも無くなって、どちらかと言うとオニヤンマの方が撮影できていない。追視だけで終わる出会いがほとんどなのだった。だから美女なのかイケメンなのか分かるはずも無く、マルタンヤンマのいる池面も判然としない。小生の脳細胞はかなり減少したようだ。

 「エネルギー一定の法則」に従えばマルタンヤンマもヤブヤンマも増えたのだから脳細胞は減ってバランスが取れている、となるのだろう。まあ、趣旨からいってもそれで良いのだ!。この自然な成り行き・・・。

              


蜂満総社建立3「構造枠塗装と屋根の製作」

2020-08-19 | 何よりの楽しみ
 この日、猛暑日にならなかったが34.6℃ではそう変わり映えしない。動かずにいても汗が噴き出てくる暑さだ。それでも日向での作業を避けられたから「良い日工作」てなもんや三度笠。

 塗装は地中に埋める部分だけ防虫防腐のためにしたかったのだが、防虫防腐剤と思っていたのは缶だけで中身はウレタンペイントだった。結局、構造枠全体に塗装した。使った材は既に数年間も野ざらしのままで一部はシロアリも入っていたような状態だったので「傷み止め」みたいな使い方である。

 屋根の部分も部材を組んで固定してひとつのブロックとして用意する。拠点デッキで完成させると重くなり運ぶのも据えるのも難儀になるだけだから現地でブロックやパーツを取り付けるという組み方を行うのだ。ここまでくると巣材や仕掛けの方法なり割合の見当を見出すことが必要なのだが中央部が決まらない。中に備える資材を揃えないと具体的なイメージとして浮かばないのかもしれない。
 なんたって今までの八幡神社にしても蜂満大社にしても木材に穴を穿っただけのシンプル一辺倒だったから無理も無い。

            構造枠を塗装      屋根の製作
 

故郷は遠くにありて思うもの、そして美味しく郷土食

2020-08-19 | 感じるままの回り道
 コロナ禍で帰省を控えた方は交通機関の様子を見ると多かったに違いない。小生もその一人、と言いたいところだが混雑ぶりがひどすぎて年末年始には帰省しなくなって久しいし、両親が鬼籍に入り、兄弟姉妹ともども高齢者になってしまった昨今では気楽に出かけて厄介を掛ける訳にもいかない。かようなわけで兄弟姉妹と言っても離散家族みたいなもんになっている。

 それでも折に触れて郷里の事は思い出す。その中でも赤い糸を断ち切れていないのが郷里で食べた普段食なのだ。ご馳走なんてお正月だけといっても良い生活だったし、何よりも日々腹に収まる量が大切だったように思う。そんな中で幾つか挙げれば「アマンダレ」と言っていたキノコ、冠婚葬祭の膳にはいつもついていたように思う「晒しエゴ」や「おぼろ豆腐」、季節の食材では筆頭が「食用菊」だろう。
 ある物を食べる食生活では旬の食材だけの「バッカリ食」も珍しくなかったが、食用菊は好みで三杯酢や酢味噌和えで小鉢ならぬお替りして食べていた記憶がある。郷里を出てからは、そのような食材を口に出来る機会は減ったものの思い出したように食べてきた。

 今期は早春に食用菊苗を購入し庭に植えた。3種類植えたのだが早生種の「十五夜」が早くも花を着けて既に二回ほど頂いたのだ。郷里で食べていた種は晩秋に収穫する「もってのほか」という品種ばかりだったと記憶するが、それを庭に植えてあっても蕾さえまだ出ていない。
 別品種でも三杯酢に浸して食すれば、それだけで帰省した気分が蘇る。丁度お盆でもあるし仏壇には黄色い菊を献花しているだろうから小生は帰省できなくても生き仏様として黄色い菊を口にした。「美味しい」と食べるだけでなく郷里に思いをはせ祖霊に感謝の気持ちも忘れてはいない。まあ、郷愁も多分にあるが、それを含めての郷土食で思いを含めながら口に含む。

 昨今の「キャーッ素敵!」「チョウー可愛い!」「まあーおしゃれー」なんて見てくれだけの流行り物「エディブルフラワー」とは全く異なり一線を画す食材である。

今日のトンボ「コシアキではなかった」

2020-08-18 | 小父のお隣さん
 上の池の杭棒にコシアキトンボらしきトンボが見えた。撮影地点まで行かないうちに飛び立ってしまったが周辺から離れない。肉眼ではコシアキトンボとも断じられなかったのでホバリング中にダメもとで1枚撮影した。結果はオオシオカラトンボのメスだったのだが、水面の波紋の方に関心が向いた。
 何グラムの体重だか知らないトンボがホバリングしているだけで明確な波紋が生じている。げに恐ろしき、いいえ、高性能な飛翔体なのであることが良ーく判る。

            

蜂満総社建立 2「構造枠の組み立て」

2020-08-18 | 何よりの楽しみ
 構造部材の加工が終わった。組み付けて形を現さないと次のステップに進めない。もとより設計図などは無く、イメージ優先の作業なのだ。図面を描いても夢物語みたいなもので、それに必要な部材を購入できる裏付けなどは無く、用は手近にある廃材の活用で、それは「成り行き次第」なのである。

 この日の最高気温は34℃、朝8時には30℃に達しているから、とても直射光下での作業は行う気がしない。どちらにしてもこの暑さが一段落するまでは炎天下の作業は中止し、その間に蜂満総社を完成させたい。

 この日は前日に刻んだ構造材を組み立て固定する。柱だけ太くデザイン的にはバランスの悪い構造物になるけれど、太い柱も理由があって伊達にこの太さを使っている訳ではない。枠組みが済んで床と天井のべニア材を切り出した。天井板は長方形で済んだが床板は柱の部分を切り取らねばならない。正面の床は前に出張ったデザインにするので100mmほど出したものの、それでは枠内に収める事が出来ず、80mmにしてようやく床に落とす算段が出来た。寸法関係に因るけれど枠組み内に収められる形状と据え方を見出すのは意外に難しいのだ。いわゆる「知恵の輪」ならぬ「知恵の板」とでも言おうか。

 屋根裏の空間も利用するので防熱のためべニア材を張る。その上にトタン張って雨除けが出来るのだ。この日はここまで。

**深川送り火立ち談義

2020-08-17 | 性向有毒の翁なれば
取り立てて言う中身など無し
           ガラポン首脳のお発言 ハアコリャコリャ      深川総代

GoToコロナとらべるコロナ
           無策極まる夏旅行 ハアコリャコリャ        富士講世話役

国家の大事に無能で無策
           不要不急を今やるの ハアコリャコリャ       鼻垂れ小僧

歳費そのまま自粛はしない
           留置でいても満額だ ハアコリャコリャ       島帰り

茶殻集まりガラポン会議
           臨床判断できぬ輩 ハアコリャコリャ        取り上げ婆      

レバや鯛での献立挙げて
           こんだけやったとエビの反り ハアコリャコリャ  船宿中居

結核みたいに感染しても
           発症する人しない人 ハアコリャコリャ       蘭学生

有事の際には助けにゃならぬ
           人となり観たコロナ策 ハアコリャコリャ      隠居爺

見ざる言わざる聞かざるコロナ
           どうせガラポンセーフ様 ハアコリャコリャ     三助

トトさ自粛で日銭も無いに
           永田のザリガニ穴に好し ハアコリャコリャ     深川小町 





 

台湾タケクマバチ

2020-08-17 | 小父のお隣さん
 昨年頃辺りから出没し始めたような記憶なのだが撮影出来たのは初めてである。昨年もそうなのだがミソハギに飛来している時に姿を見かける時が全てだと言って良いだろう。この日はセイボウも一匹訪れていたのだが移動が速くて撮影できなかった。ミソハギの花は小さいから花粉にしても蜜にしても微々たるものだろうし花に顔を突っ込んで一瞬にして次に移るから撮影チャンスは少ないのだった。

 日本での最初の記録は2006年に豊田市とあったが。それから10数年、恐らく東海、関東、近畿辺りまで生息域を広げているのだろう。蜂自体は在来種とどのような競合関係になるのか知らないけれど寄生ダニがいるとの事で、小生にはこっちの方が恐ろしい。