きょうは沖縄から東北地方まで、中国から飛んできた黄砂に覆われているようだ。
西日本から北陸、関東、東北南部にかけての広い範囲で2日夜から3日にかけて、今年初めて黄砂が観測された。気象庁は沖縄・奄美から東北南部の広い範囲で4日にかけても黄砂が予想され、視界が悪くなる恐れがあるとして交通機関などに注意を呼び掛けた。
気象庁によると、黄砂が観測されたのは九州・沖縄から東海にかけての全府県の気象台・測候所や、東京、甲府、長野、福井、金沢、福島、仙台など。熊本、長崎では視程(見通しの利く距離)が5キロ未満に、鳥取、松山、福岡、那覇などでは10キロ未満に落ちた。
黄砂は、中国大陸の砂漠域で巻き上げられた砂が偏西風など上空の風で飛来し、空が黄色くかすんでみえる現象。硫黄酸化物などの大気汚染物質が含まれていることがある。
中国政府は、この黄砂に関する気象情報を国家機密だとして、日本などの隣国に出し渋っていることが報じられている。
毒入り餃子事件でもすでに明らかなように、自らの面子(メンツ)が傷つくようなことは、決して認めようとしないのだ。
これこそが「中華思想」なのだと思う。長い歴史の中で育まれた独善的な態度…。
○○につける薬はないという言葉があるが、それと同じように、彼らの独善的な態度を改めさせる方法はなかなか見つからないようだ。