劇団四季「ミュージカル 南十字星」がNHK・TVで放送された。

これまで「キャッツ」などのミュージカルには全く興味がなかった。だが、この南十字星には、思わず引き込まれてしまった。
先の大戦に出征した経験のある人は、すでに85歳にもなっている。その子供の世代までは、戦争体験がどうにか引き継がれてきたのだが、いよいよそれも怪しげなものとなってきた。戦争体験の風化だ。
浅利慶太脚本によるこのミュージカルは、「大東亜共栄圏」の思想、実は連合国の報復に過ぎなかった東京裁判、インドネシア民衆の反応など、歴史理解の必須項目が公平にちりばめられていて、実にわかりやすい。
田母神・元航空幕僚長の「日本は侵略国家などではない」という言葉は、このミュージカルを見ただけで納得できる。人種戦争、資源戦争の側面をもったあの時代を、そもそも「平和憲法」の眼で裁こうなどというのが誤りなのだ。それは、戦後民主主義という虚妄の中で去勢された小市民が、古武士の姿をまぶしく見つめるに等しいことなのだから…。
決して右翼などではない私だが、この「南十字星」を見て、「歴史認識」の必要性を改めて感じた。それは「村山談話」のようなきれい事ではなく、今なお続く人種、民族、国家の対立抗争の生々しい歴史である。

これまで「キャッツ」などのミュージカルには全く興味がなかった。だが、この南十字星には、思わず引き込まれてしまった。
先の大戦に出征した経験のある人は、すでに85歳にもなっている。その子供の世代までは、戦争体験がどうにか引き継がれてきたのだが、いよいよそれも怪しげなものとなってきた。戦争体験の風化だ。
浅利慶太脚本によるこのミュージカルは、「大東亜共栄圏」の思想、実は連合国の報復に過ぎなかった東京裁判、インドネシア民衆の反応など、歴史理解の必須項目が公平にちりばめられていて、実にわかりやすい。
田母神・元航空幕僚長の「日本は侵略国家などではない」という言葉は、このミュージカルを見ただけで納得できる。人種戦争、資源戦争の側面をもったあの時代を、そもそも「平和憲法」の眼で裁こうなどというのが誤りなのだ。それは、戦後民主主義という虚妄の中で去勢された小市民が、古武士の姿をまぶしく見つめるに等しいことなのだから…。
決して右翼などではない私だが、この「南十字星」を見て、「歴史認識」の必要性を改めて感じた。それは「村山談話」のようなきれい事ではなく、今なお続く人種、民族、国家の対立抗争の生々しい歴史である。