澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

新型インフルエンザで薬剤師は犠牲になるのか?!

2008年11月21日 16時05分45秒 | 社会

東京都の「新型インフルエンザ対策会議」で気になる対策案が出た。

「新型インフルエンザ(サーズ=鳥インフルエンザ)の患者が出た場合、その患者は病院には直行せず、電話等で症状を医師に伝える。医師は、処方箋をファクスで患者に送り、患者は薬を取りに薬局に行く。」

概要はこういうことなのだが、司会者の小倉智昭がTVで「それじゃ、薬局の人はかわいそう」と言っていた。
医者への感染を防ぐために、例外的な措置を設けたつもりらしいが、もし患者自身が、調剤薬局を訪れたら、そこに勤める薬剤師や職員の防疫体制はどうするつもりなのだろうか?

開業医が税制面で極めて優遇されているのはよく知られている。年収5000万円以下は非課税だし、自家用車の取得も非課税であるなど、何重もの優遇措置が施されている。

ただ、それは金銭面のことだ。新型インフルエンザの危険に対して、職種によって対策が異なるという決定をした都庁とは、なんとも非人道的な組織であることか!
さすが、知事は一族の繁栄のみを謀る「芸能ヤクザ」
そのとりまきの局長、部課長は、すべて下に責任を押しつける屑(クズ)ばかりといわれるだけのことはある。

薬剤師会および薬局関係者は、今回の決定に異議を唱えるべきだ。

薬剤師なら代わりはいるから、何人死んでも構わないよ…東京都の報告書は、そう言っているようにも聞こえる。
多分、医者は都の幹部職員、薬剤師は現場の職員という発想なのだろうが、つい本音が出たということか…。

怒れ!薬剤師の諸君!!


津島雄二・元厚生大臣のマスコミ批判

2008年11月21日 13時18分56秒 | Weblog

津島雄二・元厚生大臣が、次のようなマスコミ批判をしたと報道された。

自民党の津島雄二元厚相は19日、元厚生次官ら連続殺傷事件に関し、厚生労働行政を批判してきた野党やマスコミの論調に原因の一端があるとの認識を示した。

津島氏は都内で記者団に「厚労省の仕事の成果をほとんど評価できないような論評ばかり行われている。
その結果、不満を爆発させ、制度構築に携わってきた人に対する理不尽な行為につながったとすれば、 本当に残念だ」と表明。

その上で「そういう風潮をつくる上でマスコミも考えてもらいたい」
「責任があるのは『あれが悪い、これが悪い』という国会の議論」などと、 野党やマスコミに問題があると指摘した。

厚労省や社会保険庁については最近でも、年金記録不備、厚生年金記録改ざんなどの 問題が野党の追及で表面化し、マスコミの批判を浴びた。津島氏はこれらの経緯には触れず 「事務方で一生懸命にやっている人に、ゆがんだ批判を向けるのは良くない」と述べた。


この発言に対し、TVを主とするメディアは、「不見識」「報道を制限するものだ」などと”反論”しているが、本当にそうなのか?
すでにこのブログでも取り上げたが、「みのもんた」の「朝 ズッバ!」(TBS系列)における社会保険庁および厚生労働省批判は、常軌を逸したものだ。

津島雄二氏の発言は、おそらくこの「みのもんた」の番組あたりを念頭に置いているのだろう。ポピュリズム(大衆迎合)に堕するマスコミを批判した、正当な発言なのだが、マスコミは「報道の自由」という建前で一斉に批判した。

今回の元厚生省事務次官の殺傷事件を見ると、「みのもんた」の”放言”に触発されたという可能性が捨てきれない。言ってみれば、TVによる「殺人教唆」だ。
津島発言に対する批判は、今度は「口封じ」のつもりか?

傲るなよ、バカ・マスコミ!!