バンクーバー・オリンピックのスノー・ボードで國母 和宏が8位になった。
國母クンがあんな騒ぎを起こさなければ、私はスノボーなどに全く興味がなかった。アトラクションのような技を採点して順位を決めても、それが何なのかという感じだった。
ところが、あの服装騒ぎ。スノボーの選手はガラが悪いと知っていたが、あそこまで突っ張るのだったら、当然、結果を出すべきだったろう。8位ではカッコがつかないのに、「自分を曲げないでよかった」と自己弁護めいたコメントを出したのは、余計カッコが悪かった。
國母バッシングに火を付けたマスメディアは、もし彼がメダルを取ったら、何と報道していたのだろうか? 「個性の勝利」とか言って、手のひらを返すように誉めそやしていたことは間違いない。視聴率を稼ぐためには節操も何もない最近のマスメディアなら、彼を英雄扱いしただろう。
だが、國母クンの将来を考えれば、メダルに手が届かなくて本当によかった。「勝てば官軍 負ければ賊軍」の故事があるが、彼のような男は一度「負ければ賊軍」という目に合わなければ、この浮き世のしくみというものを理解できないだろうから。
台湾映画「海角七号」のロードショー延長が決まった。これは朗報だ、
次は、DVD(日本語字幕付き)をリリースしてほしい。
『海角七号』ご好評により都内続映決定!現在、シネスイッチ銀座で上映をしております
『海角七号/君想う、国境の南』が、ご好評により2月20日~シネマート六本木に劇場を変更いたしまして、上映されることが決定いたしました。
2/20(土)~3/5(金) シネマート六本木
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/lineup/20100210_5013.html
「海角七号」のラストシーン~時を超えた「野バラ」の合唱