澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

眼にあまるNHKの”偏愛”中国報道

2010年02月15日 20時18分41秒 | マスメディア
昨日は、春節(旧正月)の元日。
台湾の知人は、家族で韓国旅行にでかけた。寒い韓国で、ご子息がスノーボードをするのだという。

昨日のNHK・TVは、夜のニュースで秋葉原を訪れるリッチな中国人の話題、続いて横浜、マニラ、リマ(ペルー)などの中華街で春節を祝う「中国人」の姿を放送した。上記の家族のように、台湾でも盛大に春節は祝われたはずだが、その模様は決して放送しない。
深夜から日付が変わってからのニュースでも同じ内容が繰り返し放送された。休日のヒマネタと笑い過ごせばいいのかも知れないが、いままでこんな形で執拗に春節を報道したことがあっただろうか。

春節を祝う「中国人」の映像は、は皆エネルギッシュで豊かそう。鳩山首相が唱える「東アジア共同体」の愛すべき一員であるかのような印象だ。さらに勘ぐれば、豊かになった中国人は、外国人参政権を付与するに値するパートナーであるかのような印象を与えるように仕向けているのかも知れない。
春節は、華人社会に共通する行事であるのに、NHKは「中国人」にしかスポット当てない。「中国はひとつ」で、それは「中華人民共和国」だという放送内規が、あらゆる報道にも徹底されているということか。

NHKの報道姿勢にますます疑問を感じるこのごろだ。