知人から教わったYouTube映像を見て驚いた。フジテレビ系列のニュースで報道された映像らしいが、中国の反日教育の実態を真っ正面から取材している。
映像や写真を駆使して、これでもかと言うほど生徒に「中華愛国主義」「反日感情」を駆り立てる。歴史的事実はどうなのかなど全くお構いなし。そもそも、中国共産党が主体で抗日戦争を戦ったというテーマ設定自体が、中共(ー中国共産党)に都合のいい歪曲された話になっているのだが、生徒はそんなことも知らされていない。。
この授業では、生徒に討論をさせるが、「弱ければ負ける」「やられる前にやれ」といった粗暴な結論が導き出される。こういう「反日教育」を受けた大学生が、毎年、一千万人も輩出されるのだから、今後の日中関係に影響を及ぼさないはずはない。だが、日本のマスメディアは、その実態をほとんど報道しない。
この「反日教育」が始まったのは、1989年6月の「天安門事件」以降だ。中国共産党は、この事件に体制転覆の危機を感じて、愛国教育の必要性を痛感した。そこで、格好のスケープゴートになったのが、日本だった。
この映像を見ていると、日本の歴史認識論争など、ほのぼのとしたものに思えてくる。日本人が何でも「悪いことをしました」と謝るだけでは、この隣人はさらに弱みを見つけてつけ込んでくるだけだ。
中国反日教育の恐ろしさ!これは教育ではない洗脳だ!