澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台湾からの震災義援金が100億円を超えたのに…

2011年04月05日 08時12分31秒 | 台湾

 東日本大震災の被災者に対して、海外から支援・義捐金が送られてきている。マスメディアで数多く報道されているのが、中国・韓国からの支援報道。中・韓救助隊の来日に際しては、民主党員でもある副大臣が出迎えたという。一方、台湾は、全ての国に先駆けて救助隊派遣を申し出たのに、菅首相はこれを2日間も放置して、中国からの連絡を待ったと伝えられる。もし、安倍晋三氏が首相だったら、このような愚行は犯さなかっただろう。
  
 台湾からの義援金は、他国を圧倒している。その額は、100億円(日本円)を超えた。日本国内での日本赤十字等への義援金が、1,100億円と伝えられている。台湾の人口は、2千三百万人で日本のほぼ五分の一なので、この金額がいかに巨額かが分かる。米国と比較しても、「米国が赤十字を通じて集めた寄付が3月30日現在で約99億円。人口が約14分の1の台湾が同規模の義援金を集めたことは「桁外れの支援ぶり」(日台関係者)で、台湾人の親日ぶりを端的に示している」(時事通信 4月4日 下記参照)とされる。 

 一方、中国からの義援金は、一億円にも満たない。(「毎日新聞」3月26日 下記参照)
中国の人口は約13億人。ざっと比較すると、中国人のひとりあたり義援金は、台湾人の五百分の一という計算になる。これは、中国と台湾の「対日感情」を如実に示した数字と言えるだろう。
 誰が「友邦」なのか、この経験から真剣に考えるべきだろう。

 

震災義援金100億円突破=支援桁外れ、親日ぶり示す-台湾

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 【台北時事】台湾当局のまとめによると、東日本大震災の被災者への義援金が1日までに、官民合わせて計100億円を突破した。米国が赤十字を通じて集めた寄付が3月30日現在で約99億円。人口が約14分の1の台湾が同規模の義援金を集めたことは「桁外れの支援ぶり」(日台関係者)で、台湾人の親日ぶりを端的に示している。
 台湾では大震災発生直後から被災者支援の輪が広がり、外交部(外務省)が震災発生当日に1億台湾ドル(約2億8500万円)の義援金を送ると表明。同月17、18の両日にはテレビ局などがチャリティーイベントを開催して寄付を呼び掛け、これまでに約9億台湾ドル(約25億6600万円)を集めた。同部が把握していない寄付も相当程度あるとみられ、実際の金額はさらに多いとみられる。(2011/04/01-15:22)

<東日本大震災>中韓台から義援金続々と

毎日新聞 3月26日(土)12時11分配信

 東日本大震災での東京電力福島第1原発の事故による放射能汚染に各国が懸念を強める一方で、日本の復興を応援しようという動きも世界中で広がり続けている。

 【台北・大谷麻由美、上海・鈴木玲子、ソウル大澤文護】中国や台湾、韓国などでは義援金が記録的なスピードで集まっている。17、18日に被災者支援のチャリティー番組を放送した台湾のテレビ各局には生放送終了後も義援金申し込みが相次ぎ、25日までに計13億353万台湾ドル(約35億6700万円)となった。台湾内政部(内務省)によると、官民あわせた義援金総額は同日までに約23億台湾ドル(約64億円)になった。

 中国では、上海の企業「上海復星集団」が24日、中国紅十字会(赤十字会)を通じて500万元(約6160万円)を寄付した。福島第1原発で復旧作業を続ける作業員たちの姿に感動して決めたという。同社の汪群斌総裁は「自らの命さえもかけて作業を続けている。敬意と感謝を表したい」と話した。

 一方、韓国の大韓赤十字社が受け付けた義援金は24日までに181億8114万ウォン(約13億3000万円)。在韓日本大使館が受け付けた義援金も24日午後までに10億3875万ウォン(約7600万円)に達した。