澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「まさかの友は真の友」とうそぶく菅直人

2011年04月12日 14時13分02秒 | 政治

 菅直人の「絆」(下記参照)という一文に呆れかえったのは、私だけではないだろう。
 
東日本大震災に対して、世界各国から寄せられた支援に日本の首相として感謝の意を表するのは当然のことだろう。
 だが、「これまで130以上の国・地域、40近い国際機関…そして世界中の方々からお見舞いをいただき」と書かれているが、そこでいう「地域」とは、台湾(中華民國)を指すのだ。大震災後、真っ先に救援隊の派遣を申し入れた台湾政府に対して、菅首相はこれを丸二日間も放置し、中国政府のご意向を伺った。

 台湾の人々からは日本円で120億円もの義援金が集まった。世界各国の中で他を圧した義援金額だ、。
 台湾人の一人当たり義援金の拠出額を中国人と比較すると、何と中国人の500倍に当たる。菅首相は、この事実を知りながら、「絆」と題する挨拶文を台湾の新聞には掲載させず、中国共産党の機関誌「人民日報」に掲載させた。

 菅の一文の最後には「まさかの友は真の友」と書かれている。まさかのときに、本当に助けてくれるのが真の友人だというのなら、菅は真っ先に台湾人・台湾政府にお礼を述べるべきではなかったか

 菅には「巧言令色鮮矣仁」(巧言令色、少なし仁)という言葉がピッタリだ。

 


Kizuna - the bonds of friendship

 

平成23年4月11日(月)

 

 

 巨大な地震と津波に見舞われ、13千人以上の死者を出した東日本大震災から一ヶ月が経ちましたが、未だに14千人以上が行方不明であり、約15万の方々が、今も避難生活を強いられています。我が国の国民だけでなく、外国人の方も含め、今回被災されたすべての方と、そのご家族の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

 福島第一原子力発電所の状況については、現在、事態の収束のために全ての資源を動員し、一日も早い安定化に向けて努力しているところです。

 大震災からの一ヶ月間は、日本にとって極めて厳しい期間でした。しかし、同時に、日本は世界と共にあることを、改めて実感し、感謝する期間となりました。

 これまで130以上の国・地域、40近い国際機関、数多くの非政府組織、そして世界中の方々からお見舞いをいただき、さらには義捐金などを通じて支援と連帯を示していただきました。様々な国・地域から救助隊員の方々が駆けつけ、いち早く被災地で救援活動を行い、食料・医薬品・毛布等の物資を届けてくださったことは、被災者を心から勇気づける支援でもありました。また、被災地の復興を願い、遠い国の子供たちが一生懸命折ってくれた千羽鶴も届けていただきました。

 このような世界中からの支援に対し日本国民を代表して心から感謝を申し上げます。

 日本は必ず再生し、復活し、さらに素晴らしい国になります。国際社会が示してくださった温かい激励と連帯に応えるためにも、その新生への道を歩むことこそが、我が国の責務であり、最高の返礼であると考えています。そして、日本国民の底力と国際社会の温かいご協力により、それは必ずできると、私は確信しています。

 そして、世界の皆様からいただいた温かいご支援に対し、国際貢献という形で、必ず恩返しをしたいと思い定めています。

 そのためにも、私は、復興に向けて全力を尽くして参ります。

                             内閣総理大臣 菅直人

 

まさかの友は真の友