著者自身が「在日」の出身であるにもかかわらず、姜尚中や辛淑玉などの「在日論」を徹底的に批判する。
このブログでは姜尚中について、その胡散臭さを何度も指摘してきたが、著者の表現を借りれば、姜は「”在日”を免罪符に使う”プロ市民”」なのだ。
姜は指紋押捺拒否を皮切りに、”プロ市民”というべき連中と共闘して、自らの地位を確立してきた。彼にとっては、「在日」は出世の手段でもあったのだ。
この姜のことを、「声がステキ」から「平和主義に感銘を受けた」まで、スターのように持ち上げる向きがある。中年女性などはころりと騙されてしまうのかもしれないが、私などは、姜のあの胡散臭さには、生理的な嫌悪感を感じるのだ。
何故、姜のような人物を東京大学は教授として迎え入れたのか? 早稲田でオーバードクターだったこの男を、ICU(国際基督教大学)に推薦したのは誰なのか?
一連の流れが、「政治工作」のように見えてくるのだ。