都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
エンジェル(Angel)はヘブライ・キリスト教、キューピッド(Cupid)はローマ神話(ギリシャ神話ではエロース(Eros)と呼ばれます)なので、起源はまったく別なのですが、確かに似たような姿で描かれることが多いですね。
見分け方は簡単で、弓矢をもっているのがキューピッドで、もっていないのがエンジェル(天使)だそうです。
なお、エンジェル(天使)についていうと、必ずしも子供の姿をしているわけではなく、ごく一部がそのような姿をとっているだけのようです。そもそも神によって創造された「神の使者」で、人間に神の意思を伝え、人間を守護する役目を持っている。したがって、人間の目には見えない、当然年齢も性別もないのだそうです。
エンジェル(Angel)というのは、ヘブライ・キリスト教で、「神の使い」をいいます。今では「天使(Angel)」として一緒にされていますが、聖書では二種類の「天使」がいることがわかります。
ひとつは「セラフィム(熾天使)・ケルビム(智天使)・オファニム(座天使)」のグループ。翼や目を多数持ち、人外の形態をとる存在として描かれ、『エゼキエル書』などでは「四つの顔(それぞれ牛・獅子・鷲・人の様)を持ち、四つの翼を持ち、四つの腕を持つ」とされ、車輪のようなオファニムを従えた姿で描かれています。中世以降、天使の階層で上位のグループとされています。
一方、神からの報せをもたらす天使(Malakhマルアーク)は「とても美しい男性の姿」で描かれ、一目では人との区別がつかないように描かれています。天使の階層では中・下位のグループにされています。天使の代表である、ミカエル(Michael)やガブリエル(Gabriel)などはこのマルアークです。受胎告知の天使であるガブリエルのみ、女性の姿で描かれます。
エゼキエル書(えぜきえるしょ)
[ 日本大百科全書(小学館) ]
The Book of Ezekiel
「イザヤ書」「エレミヤ書」と並ぶ『旧約聖書』の三大預言書の一つ。全体は48章で、紀元前593年バビロンでエゼキエルが預言活動を始めたときから、前571年新バビロニア王ネブカドネザル2世がフェニキアのツロ占領に失敗したときまでの預言を集めている。エゼキエルは、偶像礼拝などの報いとして、首都エルサレムの破壊とユダ王国の破滅という神の審判を語り、前587年エルサレム陥落で預言が実現すると、以後は一転して回復の預言を語った。とくに40~48章では、エルサレムの神殿礼拝の復興と律法の遵守によるイスラエル回復の幻を述べている。
キューピッド(Cupid)はローマ神話に於ける「愛の神(Cupido:クピト)」と呼ばれ異端の神で、愛、欲望、性愛の神様なのです。キューピッドの矢で射抜かれた人間は恋に苦しみ悩まなければならないのです。
ギリシャ神話の愛の神「エロース(Eros)※」と同一視はされますが、厳密には別の神だそうです。特にエロースは「ひげを生やした男性の姿」で描かれることもあり、羽をはやした幼児の姿で描かれるキューピッド(クピド)とは一線を画すと言えるでしょう。
したっけ。