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この時期になると、来年のカレンダーが配られます。それを手にすると、今年も終わりか・・・と実感します。
ユダヤ人や古代のローマ人の間では、新月が見えて月が代わるときに、そのことを大声で知らせるという習慣があったそうです。
ここで言う新月は「新しい満ち欠けの周期が始まってから見えた最初の月」の意味です。天文学的な新月は見えませんから、現在で言えば、三日月か、その一日前にまれに見える二日月のことだと考えられます。
この、「呼ぶ」というラテン語の「Calare(カラーレ)」やギリシア語の「calo(カロー)」から、ラテン語「kalendae(カレンダエ)」や古代のローマの朔日「calendae(カレンダイ / 月の第一日。ついたち。の意)」という語がでてきました。
これが暦の表、つまりカレンダーの語源になったと言われています。
古代ローマでは、利益の計算や利息の支払いが、朔日(1日)ごとに行われていたため、「(kalendae)」から、ラテン語で「帳簿」を意味する「calendarium(カレンダアム)」という言葉が生まれ、さらに「カレンダー(calendar)」が生まれたと考えられています。
日本語のカレンダーはこの英語からの借用語です。
1873年のグレゴリオ暦への改暦と共に、日本でも「カレンダー」という語が使われ始めたそうです。
面白いですね。日本では月末や年末に借金を払いますが、ローマでは月初めに支払いをしていたことになります。
したっけ。