都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
恥ずかしがり屋の女性、という意味ではありません。
もちろん花を見て恥ずかしがる女性でもありません。これでは意味が判りません。
これはとても美しい女性という意味の言葉。
美しい花さえひけ目を感じ恥じ入ってしまうほど美しい乙女という意味です。
つまり、恥ずかしがっているのは花なのです。
花(はな)も恥じらう 【花も恥じらう】 うら若く美しい女性を形容する言葉。「―乙女」 デジタル大辞泉 |
花も恥じらうとは、若い女性限定の形容詞なのでしょうか?
もう少し調べてみましょう。
しゅうか-へいげつ【羞花閉月】 美人の容姿のすぐれてうるわしいこと。あまりの美しさに花を恥じらわせ、月も恥じらい隠れる意から。▽「羞」は恥じらう意。「閉月羞花へいげつしゅうか」ともいう。 ちんぎょ-らくがん【沈魚落雁】 魚や雁がんも恥じらって、身を隠すほどの美人。▽もともとは『荘子そうじ』斉物論せいぶつろんに見える逸話で、人間の基準での美人を見ても魚や鳥は逃げるだけだという、価値の相対性を表した語。「落雁沈魚らくがんちんぎょ」ともいう。 三省堂提供「新明解四字熟語辞典」より |
1.西施(せいし:春秋時代):沈魚美人 2.王昭君(おうしょうくん:漢):落雁美人 3.貂蝉(ちょうせん:後漢):閉月美人 4.楊貴妃(ようきひ唐):羞花美人 Wikipedia |
羞花美人 楊貴妃。 初め、唐の太子の夫人だったが舅である玄宗皇帝に寵愛されて皇后に継ぐ貴妃の地位を得た。皇帝の寵愛を笠に彼女の一族が専横を始めたため、地位を危ぶんだ安禄山が反乱を起こし、楊一族は亡命の途中に兵士の憎悪を受けて殺害され楊貴妃も首を括られた。彼女が後宮を散歩すると庭の花が妃の美貌と体から発する芳香に気圧されてしぼんでしまったと言われる。 |
随分遠回りをしましたが、花も恥じらうのは「楊貴妃」のことだったようです。
やっぱり、女性限定のようです。
「花も恥じらう・・・」なんて言われてみたいですか?
どんなに美しい人でも、動物や鳥、魚、植物が影響を受けることはありません。これは人間だけにしか通用しないのです。
しかも、人間には男女ともに好みというものがあります。ある人にとって「美男美女」であっても、ほかの人はそうは思わないかもしれません。
ある説では、「美男美女」とは平均的な目鼻立ち(パーツ)の組み合わせで、案外個性がないとも言われます。
日本人でランクインしているのは、石原さとみ(32位)、佐々木希(41位)、桐谷美玲(46位)、島崎遥香(56位)、浜崎あゆみ(60位)、上戸彩(99位)の6名。
したっけ。
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