団塊オヤジの短編小説goo

Since 11.20.2008・時事ニュース・雑学・うんちく・豆知識・写真・動画・似顔絵師。雑学は、責任を持てません。

コメントについて

「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」

都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖

都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「道という漢字の成り立ちが恐ろしい」について考える

2017-04-09 05:44:04 | 漢字・文字

四月は新しい道に進んだ人も多いでしょう。

人生は長い道に例えられることもよくあります。山あり谷あり、平坦な道ではありません。

また「道」は、「柔道」「剣道」「茶道」などと、物事を極めることにも使います。

今日は、そんな「道」という漢字の成り立ちを考えます。

 

どう【道】[漢字項目]

[音]ドウ(ダウ)(呉) トウ(タウ)(漢) [訓]みち

学習漢字2

〈ドウ〉

みち。通路。「道中道標道路沿道街道間道軌道公道坑道国道参道車道食道水道隧道(すいどう・ずいどう)赤道鉄道同道歩道舗道糧道

それによって人を一定の方向に導くもの。モラルや信仰上の教え。「道学道徳道理王道求道(きゅうどう)求道(ぐどう)外道(げどう)権道邪道修道人道正道政道天道伝道入道非道仏道

老子・荘子を祖とする思想や教え。「道家道教道士

専門を究めて一派を立てた技芸。「華道歌道芸道剣道茶道柔道書道武道

言う。述べる。「道破唱道報道言語道断

仏教で、衆生が輪廻(りんね)転生する世界。「六道地獄道

行政区画の一。「山陽道北海道

「北海道」の略。「道庁

〈トウ〉 2に同じ。「神道・天道様」

〈みち〉「道草道筋片道小道筋道近道山道夜道横道

[名のり]おさむ・おさめ・じ・ち・つな・つね・なおし・ね・のり・まさ・ゆき・より・わたる

デジタル大辞泉の解説

 

首を手にたずさえる形から生まれ、それは道なき荒れ地のたたりや災いを成す邪霊を 祓い清めるために首を用いたことから。

くびから上の頭部に髪が生えた姿

道 = 辵 + 首

 邪気を祓うために異族の首を持って道を進んだことから

 

首→ 図

辵(辶) =彳 + 止 → 図

漢字原子論 : 漢字の成り立ち

 

古代中国殷では、異国に侵入する際にはその部族の人間の首を刎(は)ねてその首を携えました。

土地、土地にはその土地を守る霊がいて、攻めて来た異郷人はその霊に呪われると信じられていました。

そのため、その土地の者の首を刎ねて、その首の眼力の呪力で邪霊を祓い清めながら侵入したのです。

「辶」は元々、四叉路の辻から「道」を表しています。

 

よって、首を持って進んでいく「みち」を「道」と表現したのです。

本当は怖い漢字の由来

 

最後に。高村光太郎の「道程」という詩を載せておきます。この「道」という漢字の成り立ちを考えて読むと、また違った思いがあると思います。

 

『道程』

高村光太郎 

 

どこかに通じている大道(だいどう)を僕は歩いているのじゃない

 

僕の前に道はない

僕の後ろに道は出来る

道は僕のふみしだいて来た足あとだ

だから

道の最端にいつでも僕は立っている

 

何という曲がりくねり

 

迷い まよった道だろう

自堕落(じだらく)に消え 滅びかけたあの道

絶望に閉じ込められたあの道

幼い苦悩に もみつぶされたあの道

 

ふり返ってみると

 

自分の道は 戦慄(せんりつ)に値する

支離滅裂(しりめつれつ)な

また むざんなこの光景を見て

誰がこれを

生命(いのち)の道と信ずるだろう

それだのに

やっぱり これが生命(いのち)に導く道だった

 

そして僕は ここまで来てしまった

 

このさんたんたる自分の道を見て

僕は 自然の広大ないつくしみに涙を流すのだ

 

あのやくざに見えた道の中から

 

生命(いのち)の意味を はっきりと見せてくれたのは自然だ

僕をひき廻(まわ)しては 目をはじき

もう此処(ここ)と思うところで

さめよ、さめよと叫んだのは自然だ

これこそ厳格な父の愛だ

 

子供になり切ったありがたさを 僕はしみじみと思った

 

どんな時にも 自然の手を離さなかった僕は

とうとう自分をつかまえたのだ

 

丁度そのとき 事態は一変した

 

にわかに眼前にあるものは 光を放射し

空も地面も 沸く(わく)様に動き出した

そのまに

自然は微笑をのこして 僕の手から

永遠の地平線へ姿をかくした

 

そしてその気魄(きはく)が 宇宙に充ちみちた

 

驚いている僕の魂は

いきなり「歩け」という声につらぬかれた

 

僕は 武者ぶるいをした

 

僕は 子供の使命を全身に感じた

子供の使命!

 

僕の肩は重くなった

 

そして 僕はもう たよる手が無くなった

無意識に たよっていた手が無くなった

ただ この宇宙に充ちている父を信じて

自分の全身をなげうつのだ

 

僕は はじめ一歩も歩けない事を経験した

 

かなり長い間

冷たい油の汗を流しながら

一つところに立ちつくして居た

 

僕は 心を集めて父の胸にふれた

 

すると

僕の足は ひとりでに動き出した

不思議に僕は ある自憑(じひょう)の境を得た

僕は どう行こうとも思わない

どの道をとろうとも思わない

 

僕の前には広漠(こうばく)とした 岩疊(がんじょう)な一面の風景がひろがっている

 

その間に花が咲き 水が流れている

石があり 絶壁(ぜっぺき)がある

それがみないきいきとしている

僕はただ あの不思議な自憑(じひょう)の督促(とくそく)のままに歩いてゆく

 

しかし 四方は気味の悪いほど静かだ

 

恐ろしい世界の果てへ 行ってしまうのかと思うときもある

寂しさは つんぼのように苦しいものだ

僕は その時また父にいのる

父はその風景の間に わずかながら勇ましく同じ方へ歩いてゆく人間を 僕に見せてくれる

同属を喜ぶ人間の性に 僕はふるえ立つ

声をあげて祝福を伝える

そして あの永遠の地平線を前にして 胸のすくほど深い呼吸をするのだ

 

僕の眼が開けるに従って

 

四方の風景は その部分を明らかに僕に示す

生育のいい草の陰に 小さい人間のうじゃうじゃ はいまわって居るのもみえる

彼等も僕も

大きな人類というものの一部分だ

 

しかし人類は 無駄なものを棄て(すて)腐(くさ)らしても惜(お)しまない

 

人間は 鮭の卵だ

千萬人の中で百人も残れば

人類は永遠に絶えやしない

棄て腐らすのを見越して

自然は人類のため 人間を沢山つくるのだ

 

腐るものは腐れ

 

自然に背いたものは みな腐る

僕はいまのところ 彼等にかまっていられない

もっと この風景に養(やしな)われ 育(はぐく)まれて

自分を自分らしく 伸ばさねばならぬ

子供は 父のいつくしみに報いた気を 燃やしているのだ

 

ああ

 

人類の道程は遠い

そしてその大道はない

自然の子供等が 全身の力で拓(ひら)いて行かねばならないのだ

歩け、歩け

どんなものが出てきても 乗り越して歩け

この光り輝やく風景の中に 踏み込んでゆけ

 

僕の前に道はない

 

僕の後ろに道は出来る

ああ、父よ

僕を一人立ちさせた父よ

僕から目を離さないで守る事をせよ

常に父の気魄を僕に充たせよ

この遠い道程のため

したっけ。

  【かってにせんでん部】

 minimarch

 

 ハーブティーは下記のお店「雑貨(Tkuru&Nagomuで取り扱っています

    

  雑貨(Tukuru ・nagomu)   0155-67-5988 

可愛い雑貨も、たくさんありますよ。 

 

Cafe & Bsr Noix(ノワ)  0155-67-5955 

落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事ができます. 

 

080-0018 帯広市西8条南6丁目7番地

 

 http://www.d-kyoya.com/minimarche/

 

(株)ディステリア京屋

ノワ4月のランチプレート♪

Cafe & Bar Noix(ノワ)の大人気ランチメニュー「シェフのこだわりランチプレート」、てまり寿司がとっても華やかな3月のプレートはお楽しみいただけたでしょうか?

...

4月からは、春の訪れを感じられるプレートとなっています。
北海道の厳選した食材のセレクトショップ「旬選贈り屋」の地元のお野菜に加え、その日に手に入る山菜を使ったお料理が2品も入っています!
人の体は冬の間に新陳代謝が落ち、脂肪や毒素、老廃物をため込んでいるのですが、春野菜、特に山菜は、そんな体をデトックス(解毒・浄化)する効能があるそうです。
新しい季節に向けて、寒い冬を乗り越えた体と心両方へのご褒美にいかがでしょうか?

数に限りがありますので、お早めにどうぞ!

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物
 

080-0018 帯広市西8条南6丁目7 ☎0155-22-2151

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M5 MarkII 12-50mm EZレンズキットブラック E-M5 MarkII 12-50mm EZ LK BLK E-M5MarkII1250LKBLK
クリエーター情報なし
オリンパス

  

印鑑・はんこ 実印・銀行印・認め印 XMM セット 黒水牛(芯持極上) (18.0mm / 13.5mm / 12.0mm) 印鑑ケース (牛革) 【黒-銀枠】 ★セットで お得★
クリエーター情報なし
株式会社ハンコヤドットコム

 

 


 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

もしも、お手すきでしたら、ぽちっとお願いします^^


絵手紙ランキング