「お歳暮」とは、年の暮れに、平素世話になった人や、目上の人に感謝の心をもって物を贈ること、又は贈る物のことです。
では、何故年末に物を贈るのでしょう。
それには、お正月が深いかかわりがあります。
年が明けると、「あけましておめでとう」と挨拶をします。でもなぜ、おめでたいのでしょう。
それは、新たな年を迎えるからです。では、新たな年を迎えるというのはどういうことなのでしょう。これは「年神(歳神)さま」をお迎えするということなのです。だから、おめでたいのです。
日本人が考えてきた典型的な神さまというのは、一言でいえば「ご先祖さま」です。
ご先祖さまと言うと、仏教的なにおいがしますが、これは仏教が死者の祭祀に強い影響力を持っていたからです。
日本人の古くからの考え方では、人間は亡くなってから33年などの一定期間を過ぎると、先祖の仲間入りをするとされています。では、そのご先祖さまはどこにいるのでしょう。決して天の彼方に行ってしまうのではなく、生まれ住んだ地域の山に上って、山の上から子孫の暮らしを眺めている、そんな存在であったようです。
このように、神様はご先祖様であり、ご先祖さまは仏様であるという日本独自の思想が神社仏閣というように、神と仏が融合した文化を生んだのです。
「お歳暮」は元々、正月にご先祖様の霊魂(年神さま)を迎え、御魂祭(みたままつり)の御供え物や贈り物をした日本古来の習わしが起源とされています。
分家したり、嫁いだりした人が親元(本家)へお正月になると集まり御供え物を持ち寄ったのが始まりとされています。
かつては、お歳暮は御供え物ですから、塩鮭、塩ぶり、数の子、するめ、もちなど食料品を送る風習でした。
現在では、お世話になった人に贈り物をするという風習になっています。先祖を鎮める行事が、何故このように変化したのでしょうか。
これは、盆や暮れの時期に決済を行っていた商人達の昔の風習が関係しています。決済を行う際に、商売上お世話になった方々に対して贈り物をしていたのです。
これが、そのまま現在の風習になっていったと言われています。
最初は、分家から本家へのご先祖様へのお供え物でした。
それが、商人からお得意様への贈り物になり、お世話になった人への贈り物となりました。
ですから、目下の人から目上の人への贈り物なのです。基本的には自分でお届けをするものです。お返しはしませんが、宅配で届いたような場合は礼状を送りましょう。
12月初めから20日くらいまでの送るのが、現在の礼儀とされています。
したっけ。
宅配や郵便物が1年で1番多い時期なので、
遅れを見越して、早めに贈りたいですね。
こっちではお歳暮の習慣はないですが、クリスマス
カードやプレゼントなどで混むので郵便物は
大幅に遅れます。
そうですね。
クリスマスカードは日本の年賀状みたいな感覚なんでしょうか^^
したっけ。
先週お願いしてきたばかりです^^
あとは年賀状。
私にとって年の瀬はこれが一番難題です^^;
都月さんはもう書いてらっしゃいますか?
いつもありがとうございます♪
今日お歳暮の手配を済ませてホット
しました。
毎年決まったものをお願いしています
ので面倒がなくていいです。
頂くものも楽しみにしています。
そうですか。
年賀状ですか?まだですよ。
蛇をどうしたものか素案中です^^
したっけ。
みなさん手配が早いですね。
毎年同じものというのはいいですね。
いただくほうも都合がいいと思います^^
したっけ。
北海道には本家分家ということはあまり言いません。
本家といえるほどの歴史がありませんから・・・^^
したっけ。
本音を言うと・・・
要らない物が多いし
出来たら、現金か、互いに欲しいものを物々交換がいいな
こんな風習いらないわ
今年も北海道の身内から、来ました
ビールとハム
こっとでも買えるっちゅうの
で、聞いたのよ
何が欲しい?って
そしたら、長いもを箱で、リンゴはジュースでだと・・・(ーー;)
改めてごめんなさいの気持ちを伝えるお中元
と、
お世話になった方へ
感謝の気持ちを伝えるお歳暮
と、
贈って贈られて、賛否両論の風習でしょうが
なくしてしまわなくてもいいかな。と、私は思います。