団塊オヤジの短編小説goo

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「ハーブと歴史上の人物-2-クレオパトラ」について考える

2015-10-08 07:42:26 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

 「ハーブと歴史上の人物-1-イエスキリスト」について考えるシリーズ第二弾

 

クレオパトラ(紀元前69年 - 紀元前30年8月12日)

言わずと知れた古代エジプトの絶世の美女です。

「その鼻が低ければ歴史は変わった」と言う名言を哲学者パスカルが残しているほどらしです。

昔、エリザベステーラーがクレオパトラ演じた映画(1963年)が大ヒットしました。もちろん私も観ました。

プトレマイオス朝最後の女王であるクレオパトラ7世は、美貌だけでなく、洗練されたギリシャ文化の知性を持ちわせ、当時、地中海世界で話されていた言葉すべてを流暢にあやつることができたといわれます。

一説には、容姿はそれほどでもなくて、聞き上手で雰囲気が優雅で、穏やかな話し方であったともされ、その声は小鳥のさえずりのようだったそうです。

反面、政治的手腕・行動力は並外れたものがあり、才色兼備で魅力的だったのだそうです。

自分を美しく見せるための演出をする努力は惜しまず、化粧品・装飾品はもとより 香料を巧みに使いこなし、ローマの独裁官シーザーや、その部下アントニウスをとりこにした…という話は有名です。

シーザーを誘惑したときまだ少女だったクレオパトラは、シーザーを恋の虜にして、エジプトをローマから守ったのです。そのとき、クレオパトラ17歳、シーザー53歳であったといわれます。

アントニウスに初めて近づいた時は、自分の船にクローブの香料を大量につけて、ナイル両岸に香りを漂わせて自分の存在を知らしめたといわれています。この時は20歳だったそうです。

クレオパトラのバラ好きは有名ですが、床に40cm以上ものバラを敷き詰めて、芳しい香りに包まれて過ごし、牛乳風呂に入ることが大のお気に入りだったそうです。

その他、ジャスミン・麝香・シベット・アンバーグリス…など催淫効果の高い媚薬がお好みだったようです。また、髪や爪をヘナで染めておしゃれを楽しんだそうです。絨毯や衣服もヘナで染めていたといわれています。

ヘナは世界三大伝統医学のひとつ、インド古来の伝承医学である「アーユル・ヴェーダ」において、自然がもたらす万能薬と位置づけられています。

ヘナは古来、皮膚病予防、止血、おでき、やけど、打撲症、防腐剤、皮膚炎等殺菌効果があるとされてきました。

葉を煎じたものは軟膏や抗炎症薬として使われたり、今でもインドでは、水虫に悩むとヘナを塗って癒したりする習慣があるそうです。またその他にもヘナには、体温を下げる作用があります。真夏日には40度以上に達するインドの人々は、ヘナを頭に塗って暑さを凌ぐこともあるそうです。

当時はまだ精油がなかったので「香油」つまり「浸出油」であったでしょう。

そして「キフィ」。クレオパトラは1日3回、キフィというお香を焚いていたとされます。これはワインをベースにして、ミルラ・フランキンセンス・サフラン・干しぶどう・ハチミツなどを調合したものです

美容効果の高いハイビスカスも愛用していたそうです

クレオパトラの死因は不明ですが、ヘレニズム三国の戦乱に巻き込まれ、王宮で毒蛇に胸を噛ませて39歳という若さで自ら命を絶ったという説が有力です。

美しく、強く、デキル女だったということです。クレオパトラはハーブやアロマを操る魔女だったと言えるかもしれません。

クレオパトラが愛用したのは媚薬としてだけではありません。

ジャスミンの精油成分ベンデルアセテートはその香りをかぐことで右脳を刺激し、自律神経の緊張を緩和させ、集中力やストレス解消につながる事が科学的に証明されています。

ダイエットに

ジャスミン茶、緑茶に関して研究をしている実験によると、高脂肪食の長期間摂取による実験体の体重増加がジャスミン茶を与えることによって抑制される事が確認されました。

その実験結果からジャスミンには脂肪分解促進作用と脂質吸収抑制作用があることがわかっています。

ジャスミンには性のホルモンバランスの整調作用もあり、生理不順や生理前のうつ症状などを緩和してくれる作用がジャスミンにはあります。

その他、麝香・シベット・アンバーグリス…など催淫効果の高い媚薬がお好みだったようです。

 

ハイビスカス茶は、利尿作用にもすぐれ、水分を多く摂るこの季節のむくみ予防にも。また、代謝を促進して美容面での効果も期待できるため、クレオパトラがその美しさを維持するために飲んでいたとも伝えられ、エジプトでは今でも「Karkade(カルカデ)」の名で日常的に愛飲されています。

単独で飲むよりも、ビタミンC豊富なローズヒップとブレンドすることで、ハイビスカスのクエン酸がローズヒップのビタミンC吸収を促し、より美容に嬉しい効果が期待できます。

 

≪おまけ≫

人類は古くからハーブと関わってきました。古代文明において、病気とは「悪魔が体内に入り込んだ状態」。そこで祈祷師が登場し、患者を前にして呪文を唱えるわけですが、同時に薬草を焚いたり、煎じて飲ませたりもしていました。「治ったのは呪文のおかげ」とみなされていたので、まだハーブは隠れた存在といえました。

そこから次第に、植物のチカラが認められてきます。古代エジプトではピラミッド建設に関わった奴隷達に強壮としてオニオンやガーリックが配られ、すでにハーブガーデンがあったといわれています。ギリシア・ローマ時代になると学問として薬草が研究され、次第に医学が体系化されていきました。一方で、古代ローマ市民といえば稀代のお風呂好き。公衆浴場では垢すりとともに、すでにハーブオイルのマッサージが行なわれていたそうです。

ハーブの雑学

 

下記も参照してください。「団塊オヤジの短編小説goo」

「薔薇一重-薔薇とクレオパトラ-」 MY GARDEN 2013.08.23

クレオパトラについて考える

化粧の起源と歴史について考える-1-

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みゆきん)
2015-10-08 13:34:11
ようするに、パトラは化粧上手で香水で男を虜にしてたって事ね
私も頑張らねば♬
返信する
★みゆきんさん★ (都月満夫)
2015-10-08 14:20:14
そうだよ。
あなたなら頑張れる。
肌の露出も多かったようだよ^^
したっけ。
返信する
Unknown (柴犬ケイ)
2015-10-08 14:26:05
都月さん   こんにちは♪

いつもありがとうございます♪
クレオパトラは絶世の美女と言われて
いましたが毒蛇に噛まれて亡くなった
と言われていますが自ら毒蛇に噛ま
れて亡くなったんですね。
ハーブやアロマを操る魔女だったと言
えるんですね。
ハーブは昔から利用されて重宝されて
いたんですね。

今日は腰痛で腎盂炎かと思い病院に
行き大丈夫で安心しました。
返信する
こんにちは^^ (きままなマーシャ)
2015-10-08 14:39:11
全てにおいて才女だったんですね。
ハーブ療法は東洋医学にも似てるように思えます。
風邪の予防に生姜湯を飲むのもひとつのハーブ療法かもしれませんね^^

返信する
★柴犬ケイさん★ (都月満夫)
2015-10-08 15:25:46
ハーブを操り男たちを魅了した、一種の魔女だったと言えるかもしれません。
大丈夫で良かったですね^^
したっけ。
返信する
才女 (都月満夫)
2015-10-08 15:29:39
そうですね。知性も美の要素なのでしょう。
根本的には同じですね。漢方薬に使われているものもたくさんあります。
生姜は立派なハーブですよ。ジンジャー茶というのがあります^^
したっけ。
返信する
こんにちは~ (haru)
2015-10-08 18:28:19
こんにちは~

クレオパトラもだけどお香だとキリストにもかかわってますよね。
お香もハーブも似たようなものですね。
返信する
★haruさん★ (都月満夫)
2015-10-08 21:13:07
そうですよ。
第一弾は「キリスト」でした。
ハーブはヨーロッパでは薬として処方されることもあるそうです^^
したっけ。
返信する
Unknown (青翠)
2015-10-08 21:25:01
アイシャドウもクレオパトラが始めたのでしょうか。
私の鼻が高かったら私の人生は変わったかしら。
世の中を変えるほどのことはないけれど。
返信する
★青翠さん★ (都月満夫)
2015-10-09 06:25:17
そうですよ。
砂漠であったため、いつもトラコーマだったそうです。
腫れた瞼を隠すため濃いアイシャドーをしていたといわれています。
鼻が高かったら人生は変わったかも知れませんが、良くなるか悪くなるかはわかりませんよ^^
したっけ。
返信する

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