年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

業界の常識と世間の常識

2007年10月22日 | 宅老のグチ
業界の常識と世間の常識
長い不況は古い食品業界に他の業界から仕事に来て、納得のいかないことであっても生活のため我慢していて内部告発すれば他の仕事をしている人の仕事も同時に奪いこととなり、狭い地域社会にはいられなくなるのは必至である。だからといって不当表示して食品の品質レベルを下げてまで価格競争することが良いとも思えない。
 良い仕事をしても必ずしも生き残るとはいえない。だから食品業界は難しいのだ。漬物は長い歴史があるけれど江戸時代中期から続いている京都の奈良漬屋さんが今でも一番古く、大部分は戦後創立で、京都が戦災にあっていない理由から古い漬物屋さんが多い。もちろん内陸のため海産物より農産物利用が盛んな都市でもあったと思われる。
 自身でも今やっていることは大丈夫と思っていても時代が変われば不正となっているかも知れない。
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