年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

御用納めをを忘れて

2016年12月29日 | 築地市場にて

中央区の図書館に正月用の本として(桶・樽)の本を貸し出し予約を入れていて、本を29日にとりに行く予定をしていたが。29日は休みということに気がついて夜6時半に取りに行く。帰りに築地市場からトンネル工事中の現場越しに見える電通の明かりを見る。お互いに大変な一年であってこちらはどちらかと言うと被害者だが都税の浪費と見られた感じがする。以前は築地も景気がよく、都税に迷惑をかけることも少なかった感じがするが築地の売り上げをデフレ化で減少し自己の使用料で築地再整備費用がまかなえなくなり、行政の都合に左右される原因になった。もっとも築地市場には既得権の力が強く、ネットの普及した時代に不都合な制度となってしまった。このことは農林水産省も気がついいている。大正時代の米騒動から社会不安を制御する制度が出来たが。中央卸売市場の制度の見直しは大きな政治的決断が無ければ動かない。ある人は得するがそれと同じくらいの人が損する。そして新市場では人情が消えてで物流機構となる。しかし日本にいる限り新市場で新しい人情が生まれる。なぜなら食の世界は単独の商材では飽きが来るからである。

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