年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

LEDの外灯の故障の次の展開

2024年11月15日 | 宅老のグチ
LEDの外灯の故障で対処の日となった。前に計画した4の日の巣鴨のとげぬき地蔵の縁日の様子の定点観測の日と14日の予定が消えた。最も自分の予定は決定でなく、あくまでもやることが無い日で悩むことを目的としている。従って自分の近所で読むことのできる本は雨天日の日に行くことにして、晴天日は麻布十番の坂道を歩く。
 さて外灯が故障し、夜になるとLEDの部分が点滅している。この部品を取り外し、電気器具を扱っている、ホ―ムセンタ-のリフォ―ムの所で尋ねる。するとこの部品は在庫が置いていないので取り寄せのようだ。自分はLEDに関して知識が無いので、持っていた部品が壊れていたのか、または別の部品が壊れ、現象として点滅していたのか判らず、仕方なく付き合いのある電気工事業者を尋ね、お任せ修理となる。
 人間も家も時間が経つと老化し、故障が増える。ところが新築と違って、同時に故障しないのと器具の進歩が知識と経験が役に立たない。禁止される蛍光灯ならだれでも脚立に立てれば、交換できる。ところがLEDの照明器具は故障が少ないので個人が修理する経験値がゼロである。

 時代の変化速度は最近加速度がついていて、高齢者の知識とかこだわりも加速度がついていて、何やら生活保護を嫌う声が減っている。そこを狙って日本の福祉を狙う移民の行動が悪的に目立つ。またトラのアメリカから排除された人たちが日本語と海の障壁を超えてきそうだ。
 日本のバリアは空気を読む行動で、ゴミ出し習慣は一朝一夕で身に付くことは無い。ここに偽装がバレル。従って不法投棄の取り締まりを強化すると良い気がする。世界の国で日本のゴミ習慣は別世界である。
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LEDの外灯の故障

2024年11月14日 | 宅老のグチ
家人が気がついて、数年前に蛍光灯の外灯からLEDの外灯に変えた器具が光が点滅していた。
水銀に関する水俣条約にて、直管蛍光灯製造と輸出入を2027年末までに禁止することが決まり、徐々にリフォ―ムのチラシでLEDの広告が増え、さらに外灯ということで、結構不具合が起きる割合が多く、思い切って余裕のあるうちにLED街灯に切替工事をした。もうこのような工事をする業者が減っていることを感じていた。LEDの機器は蛍光灯より長寿命とみていたので故障とは気がつかなかった。器具を外して見たが夜間のため、もう一度昼間に見て、外しその部品をもって販売店で同一のコネクタ—を確認して購入となる。あるいは型番で通信販売となるがリスクは大きい。
 形あるものはいつかは滅びるし、滅びなくても劣化する。

 長い不景気で、気持ちは節約という意識がしみていて、攻めの消費には行けない思考だった。築地にいた時の記憶で、業務用冷蔵庫の室外機が近隣の野菜に付いている畑の土、魚の発砲スチロ-ルの粉末ゴミで冷蔵の冷却効率が下がっていて、夏場に故障が多かった。故障すると室内にある商品が廃棄処分となり、冷蔵庫の工事代金と廃棄分を加えると大損害となる。そこで冷蔵庫の工事業者と打ち合わせ、暇な時期を聞いて、低額な時に掃除していた。洗浄した水の色は土色で毎回驚いていた。攻めの清掃でもある。事故が無ければということより、事故したら夏場なら死を招く節約もある。築地では多くの事故・事件を経験した。
 中国の自動車暴走事件の動画を見ていて、日本の秋葉原事件を思い出す。不景気ということがこのような事件をもたらす。不幸な不景気の事件死を中国が過去の日本の事件史を追従しているように見える。次は介護疲れでの親族間殺人事件の多発かもしれない。でも社会不安を避けるため、日本にまで報道されるには時間がかかる。華僑ル-トの報道が待たれる。
 
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ちらほら見る七五三参り

2024年11月13日 | 宅老のグチ
銀行への野暮用での帰り、神社の脇をバスが通り、晴れ着姿の親子3人が見えた。11月初めなのに無いと思っていたので、見かけると11月だなと思う。
 日本の行事はそれぞれ意味付けがあって、その意味が時代によって変わって、または別の意味と思われる行事となった。七五三参りは子供の無事な成長を祝う行事だが今は親のイベントに見える。生命表という統計では昔は乳児・幼児期に亡くなる子供が多かった。戦前の日本は産めよ増やせよの時代でそこには農村部の医療事情があって、都会なら治る病気も死に至ることも普通だった。そこで医療が良くなると、農村部では生き延びた子供が増え仕事が足りなくなった。そこのバランスがアメリカの大恐慌から、アメリカの女性の絹への価値が減り、日本の絹産業が打撃をうけた。当然の様に絹に関する仕事が減り、余った農村部の労働力が米の農業に向かい、大豊作となった。昭和の日本の農村不況は米の大豊作だった。過剰になったコメが翌年の相場にも影響があって、地方の行政の担当者は農村部の経済振興を図った。手っ取り早い農村部の新興は都会での漬物の価格が高いことに目をつけ、大根栽培をして、農家の副業とした。それが一か所で成功すると他県でもマネして、不正競争となった。なぜ東京タクワンという漬物が狙われたかというと練馬の畑では連作障害と大根のウィルスによって不作となり、技術の未熟でも東京市場に参入することが出来た。
 これは風が吹けば桶屋が儲かるという話と似ている。ニュ-ヨ-クの大恐慌が東京のタクワンの乱売となるとは誰も知らないだろう。
 トランプ次期大統領の閣僚の傾向から、中国との貿易が揉めて、戦前の様に貿易圏が出来そうだ。そこにはル-ルの無い取引政治となる。左派の政策から、移民と環境につらい時代がやってくる。
 今アジアに台風が中国に次々と向かっていて、特に中国最南端の海南島に向かっている様に見える。中国のバブル崩壊を救うには特区を作り、外国人に土地所有を認める地域を作るしかない。そこで余剰労働力が消える。戦争は一時の経済対策であるが始めるには簡単だが終わらし方が難しい。歴史が示している様に戦争の遺恨は長く残る。それゆえ当事者は全力で戦う。そうしたら長引く。来年2月を過ぎるとウクライナの戦争が4年目に入る。この4年で終わらないと10年戦争もありうる。
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大臣の高校中退の学歴

2024年11月12日 | 宅老のグチ
第二次石破政権の大臣の学歴を見ていて、ある大臣が高校中退という学歴だった。中退の事実でその学校は証明を出せるのだろうか。
 福神漬の絡みで千葉県野田市の昭和初期の労働争議の文献を読んでいて、野田市の小学生が親の意向で同盟休校という、出席ストライキを行った。小学校で子供同士が揉め、ヘンな雰囲気になり、そこから年度末の3月に卒業資格の問題となった。このことは未就学という学歴になってしまい、一生生活困窮者と同等に見なされる恐れがあった。この当時の様子が野田市市史研究15号に詳しく書かれていて、今の学歴偏重問題より小学校を出ていないことがいかに当時の社会問題となっていたことを知った。その野田小学校は児童の増加で争議期間中に新校舎が完成したが、祝賀の行事が出来なかった歴史がある。今は野田中央小学校という校名に変わり、3000名を超す小学生が少子となり、多くの余剰教室があって、奉安殿等が戦前のままに残っている。そも校舎も間も無く完成百年となり、都市遺産の学校になると思う。
 学歴でも大卒の学歴が欲しいのは日本の親で、この圧力で多くの学生が卒業でおとなしくなる。戦前の同志社大学で軍事教官の問題で忌避していたら、軍事教練の科目を履修しないと卒業資格がなくなった時があった。すると同志社への志望者・入学者が減ったという文献を読んだ。結局親は大学での勉強より卒業証書が欲しいのである。昭和の30年代から40年代にかけて大学紛争があったが、学内の仲間同士の闘争で多くの学生が死去した。この死によって学生運動が弱くなった。親は死なせるために大学に行かせたのではない。
 学歴の次が就職であるが日本で旅行してる外国人の人のインタビュ-を見ていて、結構将来のために旅で知見を披露め、再度大学院で職に繋がる勉強をする様だ。日本は就職というより、就社というように見える。一斉入社でそこから職業訓練となる。添いの制度から外れるとうだつの上がらない人生となる。ところが長い不景気で、一生安泰だったと思われた大会社も消える時代となった。
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中国では光棍節と言うけれど

2024年11月11日 | 宅老のグチ
11月11日は中国では1並びで独身の光棍節と言う。日本では普通に一人食事をしていても、世界中に食事が大人数という文化と別の文化が育っている。大きな皿に小分けする文化は中国から来ていて、日本では取り箸凸皿にとる。西洋でも途上国でも食事の文化はまちまちだが個別に食べることは推奨されていない。この食事文化はどこから来ているのだろうか。相席という面倒なことをコロナできらわれ、席と席との間の仕切りがまだとれないところもある。
 光棍節は調べると若者の言葉で男根の形から、1を連想する。日本では川崎大師の男根祭りとして知られる「かなまら祭」は、毎年4月第1日曜日に神奈川県川崎市にある若宮八幡宮の境内社である金山神社で開催されます。2024年の開催日は4月7日(日)です。神輿に乘った男根を市中引き回しで歩く姿は、まだ世界に広く知られていない奇祭の様に見えます。この動画を見ると、日本人の性の文化が開国前はどんなであったか、文献が少ない。温泉の混浴文化も古来の文化で今スマホと望遠レンズの進化で、西洋化が進み、閉ざされた風景に向かっている。
 何もなかった11月に中国のネット販売業者が年末セ-ル日を作り成功した。これもコロナとウクライナで伸び率が減り、今年は前倒しと言って10月から光棍節の売り出しが始まったという。多分というかデ―タの捏造の中国では前年比を大幅に上回る売り上げ発表で、株価も上がる操作を行うと見える。工業デ―タが低水準なのになぜか国の指標が良いという不思議な国でもある。
 文化はいつの間に生まれ、支持されたものだけが残る。消えた祭りも多いだろう。この前に見学した東京都中央卸売市場祭りは、反社の風景と見なされる屋台が消えていて、テント小屋だった。
 消えた文化と祭りは記憶と記録で復活することもある。年末の大晦日の午前零時からの王子の祭りも江戸時代の絵画の風景から祭りが復活した。日本の11月は753だろう。
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余命3年と思っていて

2024年11月10日 | 宅老のグチ
高齢者の75歳、運転免許の更新が5年毎から3年となる。今の記憶力の劣化のスピ-ドは早いので、今度の更新が最後かもしれないが、次回は生きていても、記念受験のような感じになる。すでに車は転居で処分し、時々代行運転で月に一度しか運転しない。のんびり走るのでイライラ感が同乗者は感じているようだ。
 コロナの3年で母・妹・老柴犬を亡くした。次の3年で何を亡くすかは判らないが、今度は何か自分が介護の対象となりそうである。
 すでに父母、妻の父母も亡くなっていて、心の扶養義務感がある直系の介護負担は消えているが今の民法の規定では介護の問題で逃れそうもない。戦前の時代は一家で多くの子供が生まれ、亡くなった。戦後の混乱期に多くの子供が衣食の足りない時代に生まれ、生き延び団塊の世代と言われた。その人たちが2025年に75歳以上の後期高齢者となり、特に男性は厚生労働省の平均寿命の記録で、病気が増え、介護が始まる時期となる。男性の平均寿命は83歳ぐらい3年は介護状態となる。84歳にはほぼ同年代の50%が亡くなっている記録のようだ。すると亡くなる前の3年は病気治療となり、外出も自由にはならないと思う。今都内をシルバ-パス利用で動いて気が付くのは、高齢者の移動がつらい人が多いことに気が付く。自分自身もエスカレ-タ-があっても、エレべ-タ-を選択することが増えた。
 車も今は大変革の時代で、EVよりも自動運転補助システムが気になる。もし完全自動運転の前まで届いたら、運転手は非常時の対処要員となり、自分が気にしている逆走行の恐れも少ないから、運転免許の更新はまだありそうだ。この辺りは人命軽視の中国で人体実験してもらいたい。
 いままで日本は中国に色々盗まれたが久しぶりに中国から盗むもの、記録・不都合なことの予測、それに伴い保険料率の設定などが楽になる。日本は平和すぎて、世界の行動基準はアメリカ・中国で今は事故・事件の少ない日本で利益を上げている気がする。
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昔は馬鹿にしていた医者通い

2024年11月09日 | 宅老のグチ
若い時は高齢者の医者通いを馬鹿にしていた。ある種の高齢者の交友施設とも思っていた時期もあった。今はデイサ-ビスとかの施設で高齢者の交友があって、朝は送迎バスの風景によく出会う。この風景が変わったのは医者の予約制とコロナで待合室での会話の自粛だろう。飛沫感染の知識が共有化され、隙間を開けて座る。会話しない。すると医者の待合室が単なる待機所となり、治療が終わったらすぐ帰る。これに結構待たされた診療費の会計がアッと済むし、カード決済で早い。アマゾン系の処方薬の普及は昔の小売店が消えていく速さより早い気がする。
 アメリカの選挙の結果の評論を見ていると、物価高で家計の苦しさをトランプ支持に出たという。節約の仕方が国によって異なるが基本は出る費用を減らし、収入を確保する。そして最大の日本とアメリカの差は仕事を求めて、移動する。日本はまだ転勤する仕組みは大企業しかなく、中小だと転勤通告は退社誘導となることもある。江戸時代に土地から離れた遊民という人々があった。身分社会から外れた人たちで、芸能・博徒・用心棒等の稼ぎで、武家社会のすき間で暮らしていた。彼らの行動から、武士が苦しくなると身分の売買があって、家制度の継続が見えないことで漬物の様な食の文献探しに苦労している。でも江戸時代の読み書きソロバンの普及が日本の発展を促したと思う。江戸時代から身分制度を突き抜けるオタク文化があって、俳諧と文化で日本全国を旅できるということが不思議と感じる。これは手形制度にも通じていて、信用というものの価値の維持があったからと思う。
 
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木枯らし1号報道・トランプ予測の見込み

2024年11月08日 | 宅老のグチ
昨日は寒かった。家を出ると強風が吹いていて、服を貫く寒気がしみて、家に戻り服装を変えた。前夜欠けた歯の治療をしに行くのだが、自転車にはつらい向かい風。幸い治療は簡単で、多分また何度も外れるだろう。一時はインプラント治療と考え、ネット検索すると、都内の歯科医の設備で良さそうなところは、まるでがん治療のような設備が見えて、少なくなった歯の患者から、高額費用を見込める、歯の矯正とインプラントが治療が見える。コロナ期間中で一番節約したのが歯の治療でどうしてもマスクなし治療で不安があったと見える。歯科医はもう親が歯科医でない所は存続が無理のような気がする。朝の散歩で歯科医の看板が10以上も見えるし、のぞける待合室には混んでいる様子が見えない。今度の12月からマイナンバ-の対応できない所はいずれ消える医者となる。皮膚科の年寄りの医者が消えた。
 富士山の初冠雪の報道。この前都庁に登っていた時、富士山の方向を見ていて、青空に白い富士山が見えず、記録的に初冠雪が遅れている報道で、寒気が来た時に、無料のタワ-で見たいと思った。候補地は江戸川区の都営新宿線船堀駅に隣接する船堀タワ-、北区の王子駅付近の北トピアの最上階、大江戸線春日の文京区役所の展望室、川崎市役所の展望、そして高さでは都庁だろう。だが混みすぎている。そして多摩川土手の東京都側の土手。
 今回のアメリカ大統領の日本のマスコミの大外れ。なぜ外れたかのあと講釈の解説で、日本のマスコミの情報解釈が偏っている。トランプでは戦争が多くなると思っているようだが、トランプの基本はアメリカ第一でただ乗り国防国には軍備増強を迫るし、不要な中古兵器を売ってくると思う。すでにロシア兵器のウソがばれて、買うのはロシアの援助国になる。そのすき間を中国が狙ってくるが、これも慣れていないワイロ国家。兵器に関しては実戦が多いほど地域の事情に合わせて改良する。
 トランプの今後の4年は過去の4年より結果として平穏になると思う。なぜかというと本格的な戦争はトランプ後だろう。アメリカは過去の日本の様に先制攻撃を誘発させる歴史を持っている。正義のガンマン国でもある。後出しで銃を抜き、正当防衛と言って歴史を捏造する。
 金の無い国となった中国に魅力は無い気がする。日本は中国の傲慢に付き合っているのはまだ金があると思っている人の多いことから来ていて、無いとわかればいずれ無視される。お客様は神様の国である。お客とは金の事である。
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トランプ後の移住先で日本が2位

2024年11月07日 | 宅老のグチ
次の米大統領が混乱もなく、決まりそう。一回大統領をやっているので、前ほど不安はない。実際行動でどんな副反応が出るか判らないが、都営浅草線を乗っていると欧米系の旅行者が多さが気になる。
 世界の移住先の検索ランキングで日本がカナダに次いで2位という。予想もしないデ―タで、日本は日本語しかできない人が多く、多くの観光客が日本で英語が通じないことで難儀している様子があって、これが日本での不法在留を阻止していた。また過去の歴史の問題で中国・韓半島からの日本行きは、希望していったというより、仕方なく行くことになって、馴染んで元に戻る機会が無く、残った感じがする。
 こんな日本にわざわざ言葉の通じない不便を超えて、魅力があるのだろうか。
 あるネットの話題で、日本人女性と付き合い結婚することをお勧めするかという質問に回答者はやめたほうが良いという。離婚率が異常に高いし、男性が日本女性の奴隷となるという。その理由を見ると、妙に納得した。国際結婚で離婚した時、日本女性は子供の面会権を確保し、日本に連れ去り、返さない行動が目立つという。つまり専業主婦志向があって、女性が稼ぐというより、子供が生まれたら、男性の稼ぎでのんびりという傾向が見える。これはいま国民民主党が騒いでいる103万円の壁の議論の元となる。
 欧米の長寿の研究者が、日本女性の長寿は世界の理論から離れているという。学者の理論では男女の昇進差別の格差のある国は寿命が短いという。日本では多くの家庭で主婦が家計を支配している。どうも異国は男性が支配したり、両立の所もあるようだ。少ない金銭でも工夫してやりくりしているので、少額年金でも生きて行ける。このあたりのマスコミの論調は少ないことを騒いで、老後に備えて投資に誘導しようとしている詐欺師の仲間でもある。
 築地いた時に多くの金融機関が新聞の記事を見せて、老後の不安を煽っていて、投資信託等の金融商品を売っていた。そして買った人は利益が出なかった。その理由は手数料の高さで、多くの金融商品の企画者、販売者は銀行系の天下り先でもあって、先輩が動かないと低成長の時代では自分が出世しないからである。昔は5・10日と月末は銀行が混んだが、今はガラガラ。自分が行く信用金庫は昼に休みがある。11時半から12時半迄。
 時代の変化は速い。トランプ政権も4年しかない。俳優出身の大統領もつつがなく終わった。それでもアメリカの大統領は高齢化しつつある。
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国性爺合戦が台湾問題で気になる

2024年11月06日 | 宅老のグチ
都営新宿線九段下駅に隣接している、昭和館図書室で能久親王の文献を読んでいた時、北白川能久親王が日清戦争の下関講和条約後に台湾の平定作戦に希望して従軍した。台湾平定で朝鮮半島での戦闘より多くの死傷者を出し、さらに平定間際の台南の地でマラリアに罹り病死した。その後に日本で能久親王がヤマトタケルの神話に似ていることから、台湾に神社を作る建議がありました。この文献は日本統治下の海外神社 菅浩二著に書かれています。ほぼ同時期に台湾の民心を得ようとして、開山神社を作りました。この開山神社は日本の敗戦後に建物が取り壊され、再建しています。1662年に鄭成功を記念する小さな廟の開山王廟として建てられ、日本統治時代には開山神社と改称され、のちに現在の延平郡王祠と改められました。戦後の国民党政府が日本統治下の建物を取り壊し中国風の廟にしたため、遺跡となっていないようです。どうも中国という国は前の統治者の建築物を破壊する伝統があるようです。
台湾神宮跡=円山大飯店(台北市中山区)は今はホテルとなっていて、台湾神宮の面影は消えています。この台湾神宮の映像を昭和館の5階にある映像・音響室の係の手助けで台湾神宮の動画を見ることが出来ました。普通の日本風の神社でした。その動画は昭和19年に台湾人が徴兵にされ、台湾神宮に参拝している様子が見えます。昭和19年は学徒出陣の時で、米軍が台湾付近まで迫っていました。もし沖縄より台湾が先だったら、どのような暦になったのだろうか。あまり考えたくない仮定の話です。

 きな臭い台湾問題はいつ落ち着くのだろうか。国性爺合戦は日・中・台の物語である。
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なぜ運転免許を返納しないか・言い訳

2024年11月05日 | 宅老のグチ
世間的には、高齢者の運転免許証を返納させる気風がある。自分ではいまは車を所有していないが、時々借りて、大きな買い物、病院送迎、老柴犬の移動に車を使っていた。
 間も無く運転免許の更新の日を迎える。70歳以上の運転免許更新はそれまでの制度と異なる。5年毎の更新が3年になる。さらに更新に関して、認知症のテスト、教習所の講習・実車テストを済ませ、最終的に目の検査をして、免許証の更新となる。ということは3年更新のうち、気にしないのは2年半となる。その中で気になるのが、更新のための3か所の予約となる。ほぼ予約の日の行動を考えると5日と1万円ほど費用が掛かる。
 始まりは更新6か月前の葉書から始まる。この葉書が無いと何も問い合わせが出来ない。つまり住所変更届等が不備とか、移動があったとかがあると不安となる。そこで気が付いて問い合わせすると、運転免許試験場でたらい回しされ、結局は高齢者の運転免許更新の電話番号を教えてもらった。これはネットでもわかる番号でうまく警察に逃げられた。家に帰って、教えられた電話番号が繋がらない。30分以上も何回も電話した。後で気が付いたのだが、暇な高齢者が制度の変更についてゆけず、電話していたのだろう。
 住所変更した時に、一番手際が良かった会社はブラザ-の顧客対応のフリ-ダイアルだった記憶がある。すぐつながり、要件の番号をおし、さらに返信の時の時間指定があって、その時間に電話が来て、割と短時間に顧客の要件情報を伝えられ、終わった。待ち時間と繋がらないイライラが消える。
 運転免許の更新は警察では花形の職場でない気がする。どちらかというと落ちこぼれ警察官の部門と感じる。だから業務改善の意欲が無いように思える。多くの犯罪が交通事故から来ていることのデ―タがない、調べていない、やっても無駄感があるように感じていて、標識があれば事故が減ると思っていて、事故が起き、死者が出て、設備更新となる。これが公務員と長年付き合っていた経験で平穏に自分の任期中が終わることを目指している。成果が出ても検証・賞賛は次期の担当者となる。
 免許の更新で健康人は介護保険も、健康保険も使用しない、一方的な社会保険の支払者だった。ただ自分は母が介護保険を使っていたので、無駄とは思っていなかった。この様な人は保険と付き合っていないので、認知症の問題は他人から指摘されないと気が付かない。記憶と認知の劣化は高齢者の運転免許試験で自覚する唯一の利点と今は思う。経過観察すると試験の絵の記憶力が落ちているのを自覚する。
 もうそろそろ自分の免許証番号と2種類の暗証番号で自分情報を入手する仕組みができれば、電話の混雑が減る。高齢者がパソコン・スマホを使用できないという想い込みが多く、若い人は予約制だが高齢者はネット予約がない。つまり70代の警察官がいないから事情が解からない。電車の乗ると多くの高齢者がスマホを触っている。
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意外と少なかった豊洲市場祭り

2024年11月04日 | 築地市場にて
初開催となった豊洲市場へ行ってみた。行く道はJR新橋駅からゆりかもめの駅の下で日本テレビ前の都バスのBRTの連結バスに乗る。久しぶりの晴海フラッグ行きで、バス停の待ち人が多く、これでは乗れないかと思ったら、どうも到着したバスの行き先によって乗らない人が多い。これは慣れないと無理かな。
 晴海中央で降りて、豊洲大橋の歩道を歩く。橋の中央に膨らみのある歩道だが、椅子等は無く撮影スポットと見えて、多分夜間の撮影場所だろう。橋の下は海で練習船が停泊している。昔の晴海の記憶があって、ゴミ焼き場が不自然に晴海マンション群に馴染んでいる。海沿いは倉庫街だった。
 豊洲市場に着いて、観光施設に入り、つくられた江戸情緒の町並みを歩き、豊洲市場の6街区を目指す。ゆりかもめの駅からの歩道を歩く人を見ると、少ない。これでは10万人もいないだろう。この謎解きを歩きながら考えていた。6街区の飲食街には半分ほどの店舗が開いていたが、行列は無かった。この理由もわかった。豊洲市場祭りは水産仲卸の6街区の1階の通路部分で、テントの下で開催されていた。つまり観光の人は温浴施設から回るだろう。そして温浴施設には駐車場が併設しているので、豊洲市場祭りには車で来ないでという広告が出来ないという制約がある。つまりユリカモメ線かバス便の宣伝しかない。
 東京都の規制は、中にいた人の目から、飲食店の動画は許されているが、一般人が中で買い物を出来る動画は今の処見ることが出来ない。
 前の築地市場祭りと違って、かなり衛生面の規制が強化されていると感じる。これは売り場内に一般人は安易に立ち入らない、させないという気持ちが出ている。これはHACCPの考えで、豊洲市場の移転の根本思考でもある。
HACCP(ハサップ)とは、食品の安全性を確保するための衛生管理手法です。Hazard(危害)Analysis(分析)Critical(重要)Control(管理・制御)Point(点)の頭文字をとった言葉で、日本語では「危害要因分析重要管理点」と訳されます。
 品川の食肉市場の祭りでも感じた。この考えが青果市場だけの市場祭りではどうなっているのだろうか。そういえば大田の花卉市場の祭りは無い気がする。花卉市場の祭りを調べると(花フェス)というのが9月にあったが、内容から花卉関連の事業者向けのイベントのようで、何か一応やっています感を出している。この辺りが花卉の売り上げ低迷の原因だろう。物価が上がり、不要な花卉は節約され、葬儀も簡略化され、イベントもコロナで減った。
 6街区の屋上広場で警備の人と話す。今日の東京都の祭り参加者の見込みは3万人という。自分では5万と見ている。色々な事情でひっそりと市場祭りがあって、次回への課題の会議があるだろう。市場は人が来て市となった歴史がある。
 築地にあった水神社に参拝し、お神酒を頂いて、BRTバスで新橋まで帰る。
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豊洲移転後の初めての豊洲市場祭り2024・11・3

2024年11月03日 | 築地市場にて
豊洲市場へ移転して、6年ほど経って、落ち着いてきてようやく東京都が豊洲市場祭りを11月3日に開催する。21号台風の余波で、日本全国が雨になった2日が過ぎて、今日の予報はまずまず。
 思い出せば2016年5月3日に移転前の最後の市場祭りがあった。この時の翌日の報道によると、15万人という。記憶にある築地市場祭りは第1回目が最高の人出だった記憶がある。築地市場は表向き法規制の問題で、一般人が自由に市場内を徘徊することは業務の妨げになるし、ターレ-の動きに慣れないと事故を誘発し、東京都の危機管理の問題となる。それゆえ市場祭りは堂々と入り見学することが出来る。特に道路交通法で禁止されている、ターレ-の荷台に大人と子供だ乗って、広い築地市場内を走行していた。普段は荷台には表向きには荷物しか乗れない。豊洲市場での最初の死者はタ―レ-に載せてもらった人がカ-ブで振り落とされて、打ち所が悪く亡くなった。築地より広い豊洲はスピ-ドを出しすぎる。移転当初の事故に対するピリピリ感がやっと市場祭りの東京都からの要請があったと思える。何しろ東京都中央卸売市場会計は存亡の危機がある。量販店の拡大で法規制の中での中央市場の存在を問われている。何か物流タ―ミナル化していて、東京都の関与が問われている。学者たちは規制緩和というが食文化の日本を支えているのが東京の中心の市場という江戸時代からの自負があると気概をいつも感じていた。特に水産仲卸が部会が細かく分かれていて、すべての人・会社が日本の代表的な指標となっている。従って業種の栄枯盛衰が目に見える。食の変化でかまぼこなどが落ち目となってしまった。保存食だった干物も低温輸送と冷蔵庫の普及で落ち目、そこから魚離れとなってしまった。今の東京都の魚屋さんの純粋な組合員より豊洲の水産仲卸の方が数が多い。びっくりした。

 明日の報道で何万人となるのだろう。ロスのドジャーズの祝賀会パレ-ドを22万人を超す大本営的過大数が出る気がする。
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お肉の情報館で命を考える

2024年11月02日 | 宅老のグチ
先日JR品川駅から5分で行ける、東京都食肉市場の祭りに行って、あまりの混み方でセンタ-ビル6階にあるお肉の情報館へ行く気を失せて、再度平日に訪問した。お肉の情報館を訪問して見て、ここは小学生以下の社会科見学は親の付き添いがあっても見学禁止という施設と感じた。
その理由
1 差別につながる偏見に対処できるかどうか。
2 肉を食しているのにその肉を生きている状態から、食物に関わる食肉市場関係者への偏見が生まれないか。
3 見学後に平常心で肉を食べることが出来るかの心の準備
4 見学前と後は見学者も汚染者の一員となる自覚があるかどうか。つまりお肉の情報館に出入る時には、消毒液で濡れたマットの上を歩く。靴底の殺菌のため。

 ほんの少しの病原菌が食肉市場の危険性を知ってしまい、いかに危機感を持って東京都が食肉市場を管理しているかの動画を見ることが出来る。約30分の動画で、自分の前に見ていた女性の見学者が豚の首の解体で気分が悪くなったという。自分自身も夜の肉に思わず、手を合わせ、命を頂きますと念じた。
 日本では江戸時代まで公式には仏教の影響があって、表向きには肉食は禁忌だった。ただ病気の時は許されていたようだ。

 今異国人観光客が日本に来て、食事の禁忌の問題でビ-ガン・ベジタリアン・ハラル・コーシャとかの食に関する宗教的禁忌があって、その由来の歴史は知らないが想像では日本の環境より、動物との触れ合いが多いから、命を戴き食する禁忌があるとおもう。どうなのだろうか。
 イルカとクジラに関して日本人としての欧米の過激な反対運動には違和感があった。タマゴ・魚卵・ハチミツなどの食の禁忌はどの様な理屈なのだろうか?その例外食は何なのだろうか。

 チョット前に「豚のPちゃんと32人の小学生」黒田恭史著(ミネルヴァ書房刊) の本とこの映画を観た。自分はまだいただきますとしか言えない。
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熱と誠の本探し

2024年11月01日 | 宅老のグチ
ポンプのエバラの創業者・畠山一清の社員向けの本を再度読みたくて、再開した荏原・畠山美術館へ行った。
 数年閉館していた美術館が再開したのだが、平日に関わらず予想外の人が来ていて、やはり東京という都市の力を感じる。旧館となるところの展示物は以前2回ほど訪問した時の内容と大差は感じなかったが新館は別世界だった。北陸出身の畠山一清は金沢文化の影響がある様で、能にも造詣が深い様で衣装と装束も展示があって、畠山さん自体が宝生流の演者だった様子が見える。多芸ということか。明治期には成功した人物が日本文化の維持に力を入れている様子が見えていて、さらにパリ帰りの日本人洋画家との交流も見える。
 上に上がったり下がったりして、迷路のようになった畠山美術館の入り口に戻って、今日の目的の熱と誠の本を公共図書館で読める所を入り口の、受付の人に尋ねた。すると学芸員に連絡し、大きな紙に印刷した一覧表を持ってきてくれた。30以上の大学図書館に所蔵されているようで、一瞬これは荏原という会社が就職する学生のための会社案内とおもった。
 自分が学芸員に日本醤油醸造事件で調べていて、都立中央図書館で2回ほど読んで、最近また読み返そうと思ったら、図書館の検索から消えていると話した。すると学芸員は閉館中に人気が出て、古書から消え、さらに蔵書している人が出さなくなっているという。その様な話を聞くと、都立中央図書館から消えたのは万引きされたと思うようになって来た。本は荏原から得意先に配布された本で販売価格はない。
 自分のデ―タでは2007年に読んだことになっている。もう20年位の前に記憶から畠山一清の報徳思想をどう近代化したことが気になる。報徳思想は一種の日本農本主義で、至誠 「まごころ」のこと。二宮尊徳の仕法や考え方、そして生き方の中心となるもの。
勤労 物事をよく観察・認識し、社会の役立つ成果を考えながら働くこと。
分度 自分の置かれた状況や立場をわきまえ、それぞれにふさわしい生活をすることが大切。また、収入に応じた一定の基準(分度)を決めて、その範囲内で生活することが必要。
推譲 将来に向けて、生活の中で余ったお金を家族や子孫のために貯めておくこと(自譲)。また、他人や社会のために譲ること(他譲)。
 この考えを鈴木藤三郎が持っていて、その部下だった畠山も影響されていた。事業拡大のうちに、北浜銀行の岩下清周に丸め込まれ、醤油事業で失敗した。これが荏原のポンプ事業でどう苦い経験だったかはまだ分からない。
 埼玉県の地下神殿と言われる、庄和排水機場に設置されている巨大な排水ポンプにエバラのマークがあった。
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