ラス前稽古

いよいよ公演まで一週間を切り、稽古もあと2回。
今日は池袋にある北池袋コミュニティーセンターでの稽古。

駅から歩いて10分ほどあるので遠いのが難点ですが、
稽古場としては十分な広さを確保できるなかなか良い場所です。

稽古の方は相変わらず･･･
4月の稽古開始から４か月が経過して、本番まで１週間だというのに
主役の芝居を観ていると、どうも役作りが出来ていない。

そもそも、演出の指示どおりに芝居をやらないのが問題。
自分では上手いと思っているのでしょうけれど、
芝居っていうのは、セリフのやり取りをしながら皆で作り上げて行くものだから、
台詞を覚えるのが精いっぱいでは、話になりません。

明日は、いよいよ最終稽古です。

祭りの準備

来週に迫った劇団公演。
稽古も明日、明後日の2回だけで本番を迎えます。
そんな状況で、色々と準備するものが多くて大変です。
今日は劇場でお客さんに配布するプログラムが届きました。

まだ公演前なので、プログラムの中身はお見せ出来ませんが
A3の見開きで、チラシとは違ったデザインになています。


こういったものは、全て僕の車で劇場に運び込みます。
祭りの準備････そんな感じですね。

書類の作成と確認

来週の公演まで1週間を切る状況になりました。
今日は公演当日に劇場へ提出する『会場管理計画』と『会場計画届出書書』などの
提出書類を作成したり、事務仕事の一日。

提出書類の『会場管理計画』は

楽屋、舞台、受付、会場の担当者と責任者をそれぞれ4名ずつ記入したもの。
楽屋、舞台は担当者が重複できないので、8人のメンバーが必要になる。
受付、会場は重複しても構わないとの事で、総勢12人。

今回の公演は人手が足りないので、僕の仲間に声をかけて
『ハゲを増す会』から2名、サッカー仲間から2名が名乗り出てくれた。
舞台は舞台監督を請け負っている会社の2名と、
アルバイトで、歌唱指導の石崎先生の生徒さんが2名来てくれる。
楽屋は座長とサッカー仲間の息子がアルバイトで来てくれるので
『ハゲを増す会』の2名を加えて4名。
受付と会場担当は、劇団のファンで僕の友人のモモちゃんと彼女の友達に、
劇団員で裏方専門になっているM沢さんと出演者の家族で構成。
その他、O川さんの旦那さんや、M谷さんの奥さんが手伝ってくれる。

こういうのも、芝居以外の重要な仕事なのです。

稽古も残りわずか

今日は池尻地区会館での稽古。
本番まで2週間と、稽古も佳境に入って････というところのはずですが、
それどころではない。
とにかく、主役の一人の出来が悪すぎる。
正直言って、キャスティングのミス････と言いたくなる。

演劇って主役を中心に、端役も含めて全員で作り上げるものなのですよ。
サッカーなどのチームスポーツと同じで、誰かがサボるとそこから綻ぶ。
ましてや『エースストライカー』であるべき主役が、芝居を舐めていて
台詞も入っていない、演出の要求に従わないなどありえない事なのです。

演出の要求する芝居を体現しようとしていない。
演出の思考や思想、理念や理想を体現してこそ主役だと思うんだけどね。

今日は5時ギリギリまでギリギリまで通し稽古をしていて、
5時までに明け渡すルールなのに遅れてしまい地区会館から苦言を頂きました。
ごめんなさい！

公演の準備：内職の続き

今日はまた内職。
明日の稽古の時に劇団員の皆に配布する印刷物作りです。

うちの劇団の公演チケットは、基本的に『口コミ』の『手売り』。
公演の参加費という名目で、一人40枚を引き取ってもらう。
これは売ろうが売るまいが、引き取った人の裁量に任せている。
つまり40枚分(14万円)の参加費はチケットを売れば回収できる。
基本的に我々の劇団は『お金をかけた大人の遊び』なので、
売るのが面倒な人は配ってしまったり、無料で配って招待したり、
そういう人も多いのが、うちの劇団の特徴かも知れません。

ところが『口コミ』や『手売り』なので、当日に受付で、
チケットを受け取る人が多いのももう一つの特徴かも知れません。
ところが、受付でチケットを受け取る人が多いので、
受付担当者の作業を軽減するため、劇団員に写真のような依頼表と、
チケット枚数と代金などを記載する専用の封筒を渡すことにした。


今日はその依頼表と封筒の印刷に追われました。
ここまでやって説明しても、その通り出来ない人がいるのも劇団の特徴ですね(笑)

内職

劇団公演まで2週間となり、今日も内職。

チラシに描かれた女性がしているエプロンをネットで探して購入。

そのエプロンに、昨日マグカップに張り付けたシールと同じ
『Cafe IL MARE』のロゴをアイロンプリントで貼り付けました。

生地と完全に色を合わせるのは無理なので、そのあたりは妥協するとして
初めてやる事で、エプロンは余分にないため、まずはTシャツで練習。
位置合わせがちょっと面倒でしたが、Tシャツはいい感じでプリント出来ました。


これで要領がつかめたので、あとは3枚のエプロンにプリントするだけ。
位置合わせ等は完全には行きませんでしたが、まぁまぁの出来です。

なんだかねぇ････

今日は開場を変更して、ピアノのある施設での稽古。
千歳船橋にある千歳台地区会館での稽古です。

今日は音響のスタッフが来て、効果音やBGM、音出しのきっかけのチェック。
唄の練習をするために、ピアノのある会場に変更したのだけれど、
結局今日は、唄の練習をする以前に音響スタッフのために、
1幕から通し稽古をすることになった。

今日は夜間まで借りているので、夕方までの全体練習の後は
稽古が遅れている主役絡みのシーンの抜き稽古にしたため、残ったのは2人だけ。
僕は今回の公演の主担当なので、最後まで付き合う事になった。
僕はひたすら見ているだけ。
他人の芝居を見るのは勉強にはなるけれど、なんだかねぇ････

稽古

残り3週間となった稽古。
今日は上北沢区民センターでの稽古でした。

主役が欠席することが多く、さらに台詞も入っていない。
今年は、高齢者の多い劇団員の身体的な負担を小さくするため、
1回4時間と、稽古の時間を短くしている。
3月に台本が配布されて、台本も過去の作品の２/３の内容。
7月からは台本を手放して通し稽古をすると伝えて来たのに、
主役の二人は台本を手放せないどころか、セリフすら覚えていない。

公演まで3週間となった今でも、まだ台本が必要な状態です。
舐められたものですね････
結局、全体の通し稽古は全く進まないでいます。

唄も全然ダメで、急遽ピアノがある会場に変更することに。
なんだか、呆れて物を言う気にもなりません。

東京芸術劇場：打ち合わせ

昨日の音響打ち合わせに続いて、今日は東京芸術劇場での打ち合わせでした。
音響、照明、舞台監督、制作、受付担当が一同に会しての打ち合わせ。
受付を担当してくれる友人のモモちゃんは、こういった場所に来るのが初めて。

芸術劇場の担当者であるK村さんから、受付担当者のモモちゃんに
『劇場に来れれたことはありますか？』
という質問があって、それに対して
『入り口の前まで来たことがあります』
なんて頓珍漢な答えをしたので劇場担当者は『？？？』
初めてのことで、緊張して頭が真っ白になっていたようです(笑)

慌てて、僕がフォローして『何度も劇場で芝居を見に来ています』
と話して、担当者のK村さんは微笑んでくれたけど･･･
打ち合わせも問題なく30分程度で、11時半には終了しました。

昼前だったので、モモちゃんと一緒に東口駅前にある
『タカセ』へ、平日限定のホットサンドを食べに行きました。

『タカセ』のホットサンドは、パンが美味しい上に焼き加減も抜群。
僕の知る限り、都内で3本の指に入るブレンド珈琲とのセットで、950円は破格です。



スタバ以降、日本の珈琲は深煎りの豆で淹れた珈琲が増えて、
『美味しい』と思って飲むコーヒーは、東京で数店しかない。
喫茶店で『もう一杯』なんて店は、皆無に近くなりましたね。

ところがこの店だと、何故か珈琲のお替りをしたくなる。
多分、ドリップで丁寧に落としているのでしょう。
口当たりが良くて、今時の珈琲にありがちな濃い珈琲ではなく、
飲んだ後の口の中に後味が残らないという絶品です。

『タカセ』は喫茶店ではないけれど、店員の対応も良くて、
昭和の喫茶店を思わせる雰囲気がありますね。

音響打ち合わせ

今日は座長と音響担当の実吉先生との間で打合せがありました。
僕は劇中に使用する楽曲の音源を渡すことになっていたので、
急遽、出席することになり小田急線の豪徳寺駅にある喫茶店に出向きました。

台本に従って、音だしのきっかけやBGMの要望を伝えるもの。
僕は議事録を作るため、打ち合わせの内容をひたすらメモ。
意外と細かいことを相談して決めるのですよ。
例えば開演前で言えば
・開演前場内ＢＧＭ：軽いジャズを流す（開演まで)
・アナウンス：会場の案内および協力事項の説明
アナウンスの内容：
①開演5分前：携帯電話、飲食禁止、避難時の誘導、開演時に非常灯以外の消灯を行うなど
②休憩時間の案内
③二幕開演前の案内
これらのアナウンスは、公演前に録音するなど。

こう云った打ち合わせをすると、いよいよ本番だなと感じます。

劇団稽古

今日の稽古会場は、2度目となる上池袋コミュニティーセンターの7階にある多目的室。
見晴らしの良い、広い場所なので稽古がやりやすいです。
昨日の稽古で、座長がだいぶクタクタになっていたので、
今日は座長に休んでもらっての稽古です。

夕方4時まで石崎先生による指導の下、1幕を最後までやりました。
いまだに主役の台詞が滞るので、悪い連鎖が発生して他の人まで影響が及ぶ。
それで色々と問題が出ると、今度は問題の張本人がヒステリーを起こしたりで、
とても大人のやる事とは思えなくなって、皆も呆れていました。

それでも所々で返して修正をしながら、石崎先生にぎりぎりまで付きあって頂いて、
2時間かけて練習した後に、ほぼノンストップで1幕45分の芝居をやりました。

先生がお帰りになった後は、いったん休憩を入れて、
残りが1時間しか残っていない上に、演出が居ないのでみんなで相談して、
とにかく2幕を出来るところまでやってみようということになりました。
途中で止まったりしながらも、何とか45分程度で収まりました。

という事は、今年の芝居は休憩を入れて2時間弱で終わることになります。
今日はそれが解っただけでも収穫だと思って帰ってきました。

第2回衣装合わせ

今日は広い代田区民センター多目的ホールでの稽古。
第2回目の衣装確認がありました。

前回の衣装合わせで、青系のアロハシャツを持って行ったのだけれど

『さわやか過ぎる』なん言われ、それで今日は赤系の衣装を持ち込みましたが、
なんだか納得が行きません。

ギャンブル狂い、酒好き、女癖が悪いという役どころなので
女性たちから『悪役』みたいに思われているらしい。
僕にすれば、爽やかだから女性にモテる男の役どころと思っているのですよ。
まだ確定じゃないので、やっぱり写真のような爽やかなブルー系のシャツに
白のスラックスと白の靴で揃えるつもり。

稽古の方は、相変わらずセリフが滞って、通し稽古どころじゃない。
そもそも主役に笑顔が無く、全然輝いていないので仕方がないのでしょうが・・・。
石崎先生がいらっしゃるところで、通し稽古をやる予定だったのですが、
とにかく、芝居が全然だめで、座長のボルテージが上がる一方。

今日の稽古が終わった後で、座長がくたびれてロビーで休んでから帰るという。
その姿を見て、
『明日は、遠いし暑そうなので休んでください』
と僕から申し出て、石崎先生にその旨を伝えて相談した結果、
明日は石崎先生が前半を指導して、後半は僕が中心になって
1幕と2幕を最後まで通した稽古をやる事にしました。

帰りに主役の一人の姉さんと一緒に夕食。
『とにかく、台詞を覚えろ』と小言を言いながらでしたが、
実は姉さんより相手の方が問題で、それに吊られてセリフがスムーズに出てこないらしい。
それは見ていても判るので気の毒な気もしましたが、結果がすべて。
その程度では動じないくらいでないと駄目だと、厳しいことを言ってしまいました。

明日は再び北池袋コミュニティーセンターでの稽古です。

やる事がいっぱい･･･

先日も書いた公演の前にやる事。
芝居の舞台になるカフェのスタッフが使うロイヤルブルーのエプロン。
芝居のチラシにある女性がしている物に近い色と形のものを探して
僕が3枚購入して、稽古に持って行った。
ところが、それを見せたら『無地なの？』と言われた。

元々、胸の部分に何かロゴを入れようかと考えていたので、
『本番までに何かプリントします』
なんて、意地になって言ってしまった。
これでまた一つ、仕事が増えてしまいました。
先だってのやる事リストの進捗は
①劇場との打ち合わせ日程調整
②JASRAC(著作権協会）への申請
③弁当手配
④照明・音響等への連絡
⑤入館証の作成
⑥本番時に受付で必要な物の手配
⑦本番手伝いスタッフへの作業指示作成
⑧劇場提出書類の作成
だったけれど、③⑥⑧以外は終了。

しかし、その後さらに仕事が増えました(笑)
⑨舞台で使うパネル、看板の作成(2種類)
⑩舞台床に敷くリノリウムの手配(僕が買った方が安い)
⑪エプロンにプリント
まだまだ、これからやる事が増えそうです。

主役の特訓

今日は夕方6時から、主役二人の特訓。
残り1か月を切ったというのに、いまだにセリフが入っていない。
前代見物の状態なので、頭にきて僕が夕方から招集をかけた次第。

座長も顔を出してくれて、とにかく二人だけの稽古です。
最初に座長から了解を得て、僕から
『台本を持って、一回セリフのやり取りをやってみて』
と言って、台本を読ませたのですが、それもただセリフを言っているだけ。
そもそも、この段階で『特訓』なんて恥ずかしいと思わないのか？
そんな感じで、二人の稽古を見ていました。
主役を決める際に座長から相談を受けて、推薦した張本人だけに、
期待を裏切られた感じがして、残念です。

そもそも芝居の肝になる二人だけのシーンを、お互いにどう作ろうと考えているのか？
二人を見ていると、台本を良く読み込んでいる感じもしないのですよ。
台詞は芝居の流れを理解していないと、相手とのやり取りでの言い回しも違ってくる。
そういう台本の読み込みをしていないから、結果としてセリフを覚えられないという事になる。

座長の演出は、まず二人の考えを元にそれを引き出すのであって、
あぁしろ、こうしろと言われた、指示通りやれば良いわけじゃない。
あと1か月でどこまで行くのやら･･･
悩ましいですね。

自主トレ

今日は、平日にも関わらず自主トレと称した稽古。
参加者は僕を入れて5人でしたが、予定外のI井さんが早めに来ていたので、
僕が相手役の代わりをやって芝居の時の距離感などを確認。

演出の指示通り動いていない本役の動きが気になっていたので、
今日は指示通りの動きと、役者同士の距離を意識してやってみました。
すると、I井さんの芝居もスムーズに行くようになった。
やっぱり、僕が気になっていたことは間違いじゃなかったようです。

途中から石崎先生が来てくれて、細かい仕草や、
セリフの言い回しなどの指導を受けました。
石崎先生は唄のレッスンが専門ですが、ミュージカルの指導をしているので
唄だけでなく、芝居の方も見て的確なアドバイスを頂けます。

今日は主役の一人と、弁護士役のM谷さんの場面の稽古や、
カウンセラー役の亜矢様も参加して、弁護士とのやり取りなど、
台詞のやり取りや、セリフにメリハリをつけて喋る練習。

石崎先生の指導で、暗い感じだった芝居がどんどん明るい感じに
劇的に変わって行くのが解りました。
病み上がりの僕は、石崎先生から
『喉を傷めるから喋るのは厳禁』
と言われて、その後は動くだけ。
先生に
『僕にお喋り厳禁と言うのは、死ねと言われているのと同じです』
と言ったら
『そうだね･･･』
と軽く流されてしまいました････。

M谷さんは、この日を境にキャラクターそのものが変わった気がします。
こういう稽古は皆が居る時には出来ないので、今日は良い稽古になりました。