『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『同じ穴の貉(ムジナ)』

2009年11月21日 | Weblog
昨日、金曜日の夜は飲み会でした。
この集まりは、組合役員時代の仲間。
同期に役員になったうちの一人だけが今も役員をやっている。
末は委員長・・・という路線もはっきりしている。

それで、一緒にやってきたI氏を陰ながら応援しようと毎年集まる。
会の名前は『I氏を励ます会』ならぬ『Iのハゲを増す会』。
最近は単純に『禿増会』といえば判るようになってきた。

このメンバーは6人で発足。
これに半ば正式会員のH林氏がいつも加わる。この男、バリバリの経営サイドの人間。
そんな人間が組合関係の人間と・・・・・なんていうことを言うのは、素人。
僕も役員をやるまで組合と経営は敵対するものと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
組合の役員は、会社の経営を監視しつつ、経営に必要な改革や
制度の変更を組合と事前に協議して、方向を模索する。
当然、事前協議には組合の三役が協議をして臨む。
その結果を以って、執行委員会で論議する。
時には三役の出してきた案件を執行委員会で差し戻す事もある。

『真面目に会社と社員の利益を考えているな』と感じたから
僕は組合活動に意義を感じ、次第にのめりこんで行った。
そして執行委員会ではいつも僕が意見を言う。
自分が疑問を持ったことを納得せずに結論を出すのが嫌だったし
そんな状況で、一般組合員に不利益な結果になった時に
その理由を説明して納得させられるなんて思わなかったからね。

そういう熱い議論をしてきた仲間がこの夜の仲間。
実は今期の改選で、僕が次代の組合を背負うと思っていたSが降りた。
そして一般組合員から『時代遅れ』的な印象を持たれている上に
僕自身も『もう辞めたら?』って思っていた定年間近の我侭オヤジMが居残った。
本人にすれば定年までやりたかったのだろうけれどね・・・・

数年前の市議選で完璧な判断ミスで組織内からの候補者を決められず、
挙句の果てに、僕に残り1ヶ月の段階で要請してきて、
僕も真剣に検討したが、余りにも時間が無さ過ぎて、断るしかなかった。
結局、組織内議員も擁立できなかった間抜けなM。
上部団体に出向いているT氏も、組織内の市議会議員も数年後には皆、退く。
そうなったら、政治や上部への太いパイプはなくなってしまう。
結果的に、そこらにある普通の組合に成り下がるのである。
そういう責任も取って、早く組合から退くべきだと思っていた。

そうなると、政治や地域のつながりに貢献してきたSこそが
次期委員長Iを支える、唯一の人間だと確信していた。
それが何と、間抜けなMが残り、Sが抜ける。
それも、何の相談も無く行き場を奪われたSが、半ば追われる様な形で
自分から退くと言わざるを得なかった状況になってしまったのだろう。
さぞかしSは無念で、悔しかっただろうと察する。
長年、組合に貢献してきた人間に対する扱いにしては余りにも無礼な扱い。

結局はそういった無礼な扱いを何とも思わない組合トップが
無礼や非礼を平気でやる部署や人間に、苦言を呈する事なんて出来るわけがない。
いわゆる『同じ穴の貉(ムジナ)』だから・・・・・
これで我々の組合も終りだな・・・と思った。

そんな事も有って、今日の飲み会は『Sの慰労会』。
追加メンバーに僕の天敵H間氏、もう一人後ろ髪を引かれる思いで辞めた
一回り歳下のM川を加え、名古屋からわざわざ戻ってきたT島も加わり総勢10人。
SやH林が一緒だと楽しい昔話より、政治の話や経営の話に花が咲く。
この話がなんとも楽しく、夜通し話をしても終わらないくらいなのですよ。

そんなわけで、約3時間。呑み放題開始前に『別料金』と言いながら
結局、そんな事も忘れて最後は割り勘。
予算なんか有って、無いような飲み会なんだよね。
そんな細かい事も気にしない、相変わらず、阿呆で欲のない連中との
楽しい飲み会でございました。
コメント
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