残り2週間、稽古も4回を残すのみと佳境に入りました。
相変わらず、NGが出るシーンは同じレッスンシーン。
繰り返しの都度、クルクルと体を回さないとならないので、
繰り返しの都度、クルクルと体を回さないとならないので、
昨日のダメージが残っている身には、ちょっとしんどかった。
そんな僕の状態を知っている石崎先生が、察してくれて
『谷中ちゃん、無理しないでいいよ・・・』
と声をかけてくれました。
まさに目が行き届いた指導者の対応。
こういう事も、役者は見て真似して欲しいですね。
今日は2名が休み。
一人は僕の相手役の一人で、僕と二人だけのシーンが数回ある。
一人は僕の相手役の一人で、僕と二人だけのシーンが数回ある。
その代役を買って出たのが、なんと・・・座長でした(笑)
でも、座長の代役は凄く芝居がしやすかったのが笑えなかった。
しかも、今日は今までの芝居とは全く違う役作りを指示された。
今までは、融通の利かない頑固な男が、相手役の年上の元妻の前だけでは、
ちょっと弱い部分を晒しだすという役作りで、台詞の言い回しをしていた。
今日指示されたのは『生きる気がない男』
今まで色々とリクエストされた役作りのうちの一つなので、
僕は問題無かったけれど、問題は今日休んだ相手役。
しっとりとしたセリフの言い回しを、シャキシャキの活発な言い回しへ
ガラリと変更した演技にして、僕とのコントラストを出そうというもの。
相手役がこの変更を、残り期間で出来るのかがちょっと心配です。
僕は昨日から、本番同様に衣装を着けて着替えの練習もしています。
たった一回の衣装替えなのですが、着替えの時間が1分半しかない。
上下の衣装に加えて、靴も履き替え、ネクタイを締めるため
今日はちょっとうまく行かず、対処法を考えないといけません。
特にネクタイはフェイクレザーの物に変えたので、
締めた後に、襟首まであげる時にするっと滑らない。
ネクタイの質を変えるなり、ちょっと工夫が必要になりそうです。