今日は午前中に医者へ行って、首のリハビリ。
その後で紹介状を書いて貰い、午後から阿佐ヶ谷にある
河北病院まで出かけて、去年の暮れから痛みが引かない
左肩のMRIによる検査を受けてきました。
2年前にも、反対側の右肩腱板の靭帯を損傷して、
5か月ほどリハビリに通ったんだけれど、今回の痛みは
以前のものと違って、内側からジンワリと痛みがある。
それでも、この間サッカーをやった後は痛みが和らいで
運動不足から来るものなのかと勘違いしてしまいそう。
暮れにレントゲンを撮影した時に、肩の骨に加齢による
棘のようなものが出来ていて、それに肩の腱が当たっているらしく
激しい運動をするとその棘で、腱を切ってしまうとのこと。
そんな訳で、ひょっとして『手術』・・・・とか言われないかなぁ
なんて、ちょっと不安な気持ちも湧いてきたのでした。
病院に着いて、MRIのある検査室へ行き、検査服に着替え。
ユニクロの肌着、ヒートテックは検査中に温度が上がるらしいので
出来れば脱いでくれと言われた。
ちなみに「MRI」と「CTスキャン」、このふたつの検査は
どちらも丸い機械の中に入って身体の断層を見る検査技術で、
“体を輪切りにしてよく検査する”というイメージがあるものの、
違いについてわかっていない人が多いのではないでしょうかね?
この二つ原理はまったく異なっていて、それぞれ長所も短所もある。
MRIの方が良いと思っている人が多いかも知れないけれど、
検査する箇所によって使い分けるのは、道具を使い分けるのと同じですね。
MRIは、強力な電波を使って体内にある水分に作用して断層を撮影する方法。
一方のCTスキャンは、X線検査の立体版で、レントゲン照射したあとに
コンピュータで画像を作り出す。
MRIのメリットは、脳や筋肉など水分の多い箇所の画像診断に力を発揮すること、
放射線被爆の心配がないので妊婦や子どもでも安心という点が挙げられる。
デメリットは、全身の撮影に約1時間かかり、さらに狭く作動音がうるく、
そういった空間に長時間いる必要があるということ。
CTスキャンのメリットは、骨など水分が少ない箇所の画像診断に力を発揮すること、
そして全身の撮影にわずか2.30秒しかかからない点。
デメリットは、放射線を使うため、多少なりとも被爆してしまうこと。
また、内臓の診断をする際などは、骨が一緒に写ってしまうため、
見えない部分が出てくること。
そんなわけで、MRIは閉所恐怖症の人は駄目だそうです。
それと、作動音が大きいのでヘッドギアや耳栓をする人も居るそうです。
僕は、そういうものをする方が嫌なのでつけませんでした。
僕の場合、肩の周辺だけの検査なので、検査時間は約20分。
左腕を伸ばして、手のひらを前に向けるようにして、
肩を検査している間は動かないように固定したんだけど
最初の5分を過ぎたあたりから、いつもの痛みが襲ってきて
その後の検査は『痛たた…早く終わらないかなぁ…』っていう感じでした。
検査結果が出るのは一週間後。
それにしても検査料が7000円もかかってビックリ!
先端医療機器っていうほどのものじゃないと思うけれど、
いまだにMRIっていうのは、特別な検査なんですね。