『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

今日の稽古

2020年02月22日 | 劇団ステージドア

今日はいつも通りの立ち稽古。
芝居は、だんだんテンポが良くなってきました。
ただ、難点は休む人が多い事。
今日も代役なしで出来た場面は、殆ど無かった。
それでも、芝居は稽古をしながらどんどん作って行くしか無いのですよ。

今日は劇中歌のM2、M8も出来上がってきました。
M2はミュージカルらしく、歌い手同士の掛け合いがある。
でも、それだけに『譜面通り唄える』だけではダメなのです。

ミュージカルをやるようになって、歌唱指導の石崎先生と出会ってから、
『唄う』と言う事に関する考え方が大きく変わりました。
言葉の意味、その歌を唄う時の心の動きなどはミュージカルでは必須。

若い頃からバンドをやって、唄やコーラスには多少自信が有ったのだけれど、
所詮はアマチュアバンドのレベルだったですね。
唄は譜面通り、コーラスもきちんとハモって、唄っていても気持ちが良いほど共鳴していた。
ところが、洋楽のカバーなどは英語なので気持ちの面が表現できない。
相方なんかは英語の唄が得意なんだけれど、聞いていて心が揺さぶられない。
良く聞いて居ると、結局原曲の『似ていないものまね』をやっているようなもの。
悲しい曲なのか?・・・・楽しい曲なのか?・・・・
そんな事すら伝わってきませんから、表現力以前の単なる下手糞です。

一番の原因は、唄う側、聞く側ともに英語の歌詞の意味が良く判っていないからです。
英語の曲を唄う人は、このあたりを何とかしない限り『似ていないものまね』は脱却できません。
亡くなった友人がやって居たライブスポットに出演していた『B級プロ』たちも、
実は上手く唄って居るだけの『似ていないものまね』で、心を揺さぶるような唄を聴かせる人が殆ど居なかった。

その点、本当のプロは違いますね。
例えば、悲しい気持ちを表現する時に涙を流せばいいのかと言うとそうじゃない。
美空ひばりや、石川さゆり、坂本冬美などの演歌歌手は、そのあたりの表現がもの凄く上手いですね。
今の若手ミュージシャンでも、そういう表現力のある人が多くなった気がします。

さて、M2は明日、石崎先生が来て指導してくれる予定なんだけれど、
明日までに覚えるには、ちょっと頑張らないといけない。
少なくとも譜面を持たずに、多少間違っても唄えるレベルにしないと・・・・

2分足らずの楽曲なので、寝るまでに50回くらいは音源を聞けるでしょう。
その気になれば、唄なんて一日で覚えられるものです。
要は『やる気』の問題ですね。

一方のM8はちょっと難しい楽曲。
こちらはまだ練習していないので、今日は捨ててかかります。
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