何度も書くがブログのネタ探しに毎日必死である。そんな中、今日は定置網で小さなカレイ目の魚が目に付く。体長は70ミリ程。このサイズでいつも獲れる種はササウシノシタ科だが、今回の個体は体が細いのでまだ標本として確保していない種と思い確保する。だが、確保してもカレイ目の魚は苦手で、さらにこの個体は小さい為、自分では同定しようとしても恐らく分からないだろうと既に諦めモードに突入。でもブログのネタにする為、一応検索図鑑を引っ張り出す。個体が小さい為、先に写真を撮り、写真を拡大して同定を試みる事にする。カレイ目魚類は鰭立てをいつも注意して行なうが今回も写真を見ると背鰭先端が巻き込まれているのか写ってなく、またしても鰭立てに失敗する。有眼側の口の位置でササウシノシタ科とは違い、ウシノシタ科であることは分かった。ウシノシタ科魚類で小さなサイズが獲れたのは初めてではないだろうか。自分では体側中央の側線しか確認できなく同定はここで断念。あとはいつものように魚ボラ任せとする。
魚ボラでイヌノシタCynoglossus robustus(Günther,1873)と同定されました。