最近は海の透明度が良く、港の中でさえ海底まで綺麗に見える。潜れば気持ち良さそうではあるが寒くてそのような気にはならない。海の透明度が良いと定置網ではカツオ・マグロ類が獲れ、最近の漁獲はマルソウダが主体で小さなクロマグロが混ざるくらい。そのような潮では魚種が少なく、面白い魚がいない。そんな中、今日はナミダフグが1個体獲れる。ここでは珍しい魚ではないが、これだけ魚種が少ないとどうしても手に取ってしまう。ナミダフグは魚ボラはもちろんだが、あちこちからの採集依頼が案外と多い。そういえばあのさかなクンにも絵を描きたいと頼まれて、生きた状態で送ったことがある。今のところ依頼がないが今後必要になるかもしれないので、とりあえずは冷凍しておくかな。
*この個体はシッポウフグと同定されました。