今日は定置網漁でまたサクラテンジクダイが浮いてくるのを見つけ、急いで確保する。今回は生きた状態で確保。今月初めにもサクラテンジクダイが獲れ(ブログ2016 6.3)、傷付かないように直ぐに氷水に浸け冷蔵したのだが、透き通った体は白く濁ってしまった為、撮影をせずに標本として確保しただけで終わらせていた。今回は前回のリベンジという事で生きた状態で持ち帰り撮影に挑む。直ぐに撮影できるように撮影準備をしてから展鰭する。いつもは生きた状態の場合、氷水に浸けてから鰭立てするのだが、魚を冷やさないように薬品を使い〆てから展鰭する。鰭が固定されるのを待っていると徐々に体が白く濁って来る。急いで鰭に刺してあるピンを外し撮影に取り掛かる。黒バックの上に魚を置くと体の白さが更に際立って見える。急いで撮影を終え、撮った写真を見るとやはり白く濁ってしまっている。更に鰭の固定も急いだ為しっかりと固定されてなく閉じ気味。今回も透明感のある写真とはならず、更に鰭も閉じ気味で今回も失敗である。失敗ではあるが、写真をよく見ると鰓蓋はまだ透明でその下に鰓の一部が確認できる。これだけでも収穫としないと救われない思いである。
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