今日は水揚げ作業を終え、市場内を散策するとまたヒシカイワリを1個体発見。既に水揚げされているので、今回もお世話になっている仲買さんに渡すためにヒシカイワリが揚っていることを知らせる。入札が終了し再び市場へ見に行くとヒシカイワリには別の仲買の札が貼ってある。関係のない別の仲買人が高値を付け、競り落とした模様。この日はヒラアジ類ではこのヒシカイワリとマルヒラアジの2個体だけがズバ抜けて大きな個体であった。当然仲買もその2個体を狙って札を入れる形となり、高値がついた模様である。競り落とした仲買人はこの魚がヒシカイワリであることも知らず、普通にヒラアジとして扱うと思うと勿体無い気がして、高値でも先取りしておけば良かったかとちょっと後悔する。これからは周りの状況もよく読まなければいけないとつくづく感じた今日の出来事である。
上:ヒシカイワリ 下:マルヒラアジ