今日は定置網漁を終え帰港すると漁協職員から魚の名前を教えてくれと言われる。赤と白の縞々な魚と言われセンネンダイかなと思う。活魚水槽を覗くと思った通りセンネンダイの若魚である。センネンダイはここでは珍しく、2~3年に一度見るくらいであり、うちの定置網では一度しか獲れたことがない。また、成長につれ体色の白いストライプは赤みを増してくるのだが、ここではこの色鮮やかなで綺麗な縞々の状態の個体しか見たことがない。今回の個体は今まで見た中でも一番最小なサイズである。これぞ標本サイズと言わんばかりであるが、今日はタイミングが悪く標本用に確保するのを諦める。次回、このサイズのセンネンダイと会う事が出来るのは何時だろうか。
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