お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ツユベラ成魚初採集

2019年08月29日 | 採集
 今回はアカハタ狙いの素潜り釣り採集であったが、準備して来た仕掛けを全て使い切ってしまい終了。まだ時間があるので、普通の素潜り採集を行う。するとツユベラの成魚を発見。ツユベラの幼魚は何度か採集したことがあるが、成魚はまだである。しかも成魚は滅多に見ないうえ、見つけても直ぐにどこか遠くへと泳いで行ってしまい、写真すら撮れない状況である。今回も見つけたものの、直ぐにどこかへ行ってしまうだろうと思っていた。ところが範囲は広いが一定の場所に留まっている感じである。これならばと水中カメラで撮影にチャレンジし、何とか居たという証拠程度の写真は撮ることに成功する。その後もまだその近辺にいるので少し離れた場所に網を仕掛け、採集にチャレンジする。動きはやっぱり素早いが網の方向に追い込み、採集もうまく成功する。証拠写真だけでも嬉しいがまさか標本を得ることが出来るとは思ってもいなかった。今回、アカハタの仕掛けが無くなったことでツユベラの成魚を採集することができ、ラッキーであった。それにしてもツユベラは幼魚の時と成魚では全く違う魚の様で、今後、その移り変わりがわかるように各ステージの標本を集めてみたい。




今回採集したツユベラ成魚



以前に採集したツユベラ幼魚




クロユリハゼも採集
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お気に入りの素潜り釣り採集

2019年08月29日 | 採集
 この前の素潜り釣り採集でヤミハタ釣りが大変に面白くハマってしまい、今度はランクアップし、アカハタを狙いに再び素潜り釣り採集へと向かう。今度は場所を変え、素潜りをしている時によくアカハタを見掛けるサンゴ礁へと行く。まずは浅場で貝を採り、貝殻を石で潰し餌を確保。今回もサンゴ礁の上まで泳いで行き、そこから短い釣り竿で魚が食い付くところを見ながら釣り採集をする。サンゴ礁の脇を狙い餌を落とす。すると周りにいるスズメダイ類が餌を突くが餌が大きく針には掛からない。すると突然サンゴ礁の下からアカハタが現れ、一気に餌に食い付く。ところが直ぐにサンゴ礁の下に入ってしまい、釣り糸が切れてしまう。その後も仕掛けを付け替え別の場所で行うが再びアカハタが食い付きサンゴの下に入られ釣り糸が切れてしまう。同じ状況で準備したハリス付きの釣り針は全て使い切ってしまう。ヤミハタは簡単に釣れたものの、アカハタはそうはいかない模様。素潜り釣り採集は魚が食い付くところが見えて素早く合わせ易いと考えていたが、その反面釣り竿が水中な為、水の抵抗で瞬時に竿で合わす事が出来なく、これは想定外である。一旦陸に上がり仕掛けを作り、再度挑戦するもヤミハタやカサゴは釣れるものの、アカハタは全て瞬時に切られてしまい、準備してきた仕掛けを全て使い切り終了。一応、ヤミハタとカサゴを食用に確保。今度は仕掛けを強化して再びチャレンジしたい。

サンゴの際を狙う



ヤミハタ



カサゴ



イトフエフキ
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