お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ゴマフエダイ幼魚初採集

2023年12月09日 | 採集
 今日は夜間採集の日。大潮前の干潮時と言う事でまた地元の教えて頂いた場所(ブログ2023 11.27)へ夜間採集に行く。前回は強風でメインの場所は確認出来なかったのでここへ来るのを楽しみにしていた。今日は風もなくじっくりとハタ類の幼魚を探すことが出来そうである。水量がとても少ない河口であり、こんな所にいるのだろうかと思いながら探していく。すると何故か石の下ではなく横にいるミミズハゼの仲間を発見。採集する。更にタネハゼやチチブモドキなども見つける。何だか状況から夜間採集の遠征(ブログ2023 9.30)(ブログ2023 10.28)を思い出し、こんな感じならフエダイ類の幼魚も見つかるのではと思う。更に川を上って行くと水の溜まった淀みがあり、案の定フエダイ類の幼魚を発見。採集するとオキフエダイの幼魚である。オキフエダイは昨年まで地元では見つかっていない魚であったが、今年はいつもの港での夜間採集(ブログ2023 9.16)(ブログ2023 11.25)や定置網(ブログ2023 11.20)でも見つかり、ここでも見つかるとは当たり年となる。更にフエダイ類の幼魚を見つけ採集すると今度はゴマフエダイの幼魚である。ゴマフエダイは定置網では成魚が獲れるものの自分の採集では初採集となる。淀みの先は川の流れが速く目的のハタ類の幼魚は見つからずここで終了。更に前回クエの幼魚を採集した(ブログ2023 11.27)場所へ行くと潮が完全に引いておらず採集出来ず今日の夜間採集は終了となる。暗い狭い山道を行き帰り恐る恐る通って行く夜間採集の遠征では目的のフエダイ類の幼魚が採集出来なかったのに簡単に来られる地元でフエダイ類の幼魚が採れるなんて本当に灯台下暗しであった。

ミミズハゼの仲間
*後日、魚ボラでミミズハゼと同定されました。

タネハゼ

オキフエダイ幼魚

ゴマフエダイ幼魚

今回の収穫

オキフエダイ幼魚

ゴマフエダイ幼魚

ミミズハゼ

タネハゼ


オキフエダイ幼魚

ゴマフエダイ幼魚
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