お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

沖縄1日目

2008年07月09日 | 日記

 定置網漁業をしているとたまに現地研修視察があるくらいで出張というものには縁が無いものと思っていた。ところがどういう訳か漁協の役員になってしまい、いきなり今日から沖縄へ3日間の出張となる。今回は明日、九州地区漁港漁場大会があり、我が漁協代表として今年の当番県の沖縄へ出発。鹿児島からは約50人程の参加となる。自分としては沖縄初上陸となった。那覇空港到着後、まず向かったのが第一牧志公設市場。ここは以前から一度行ってみたかった場所であり、今日の一番の楽しみであった。到着すると昼食という事で鮮魚売り場を横目にいきなり二階へ案内される。自分としては一階で魚介類を買い、二階で調理してもらいたかったのだが事前に用意された昼食を頂く。その後、思っていた以上に狭い場内を県代表約50名が市場の案内人の後をゾロゾロと付いて説明を聞く。鮮魚店に来ると色とりどりの沖縄の魚達にご対面。想像していたハタ・ブダイ類がやはり多い。そんな中、大きなフグが目に付く。ヒトヅラハリセンボンである。うちの定置網では捕れた事がなく、以前に水族館で見たことがあるくらい。皮を剥がされた個体もあり、ネズミフグと見間違う程の大きさにちょっと驚く。こんなに大きくなるとは知らなかった。さらに驚いたのはその値段。1尾で4500円と横に並ぶ高級なハタ類と同じくらいの値段である。最初は食べて見たかったが、その値段を見て直ぐに諦める。だが、後で観光案内を見て知ったが、ハリセンボンの仲間を使った「アバサー汁」は有名で肝臓をすり潰して入れてあり、独特の風味を出し美味しいとの事。やっぱり食べてみたい。今度定置網で捕れるハリセンボンで作ってみるか。でもレシピも無いし、魚が小さすぎる。
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