今日から市場は休みに入りゴールデンウィーク突入。でも、今年も今日は大きな地元イベントがあり、鮮魚販売等の為定置網漁に出漁。水揚げ後は今年も私の担当は地魚鑑賞プール。昨年は数日前からプールに泳がす魚を集め準備していたが、今年はピンチ。この為に活魚水槽に活かしておいたシロザメやテングダイなどが数日前に死んでしまう。更に触る為のサメ類も数日前から突然網に入らなくなり確保出来てなく、子供達が喜ぶ魚がいない。プールに泳がす魚も触るサメも今朝の定置網漁次第となってしまい焦る。だが、神様は見放さず、触る用のアカシュモクザメが沢山入り、展示用のシロザメや他の魚もトビウオを中心に数種生かして確保する。アカシュモクザメも生かしたのだが、水族館用に確保した時でも港に帰るまでに泳がなくなったりと生かして持ち帰ること自体難しい。ところが今回はプールに入れるまで何とか泳いでおり、プールに放すと元気よく泳いでくれてひと安心。アカシュモクザメはプールに泳がすのは危ない気もしたが、捕まえさえしなければ噛まれることも無いだろうと思い泳がす。案の定、子供の力では背鰭に触れるのが精一杯であった。シロザメは底でジッと動かないのに対してアカシュモクザメは常に泳いでいるので、見てくれているお客さんの前に登場するので写真を撮ったりして喜んでくれた。また触る用のアカシュモクザメも子供達が持ち上げ、お父さん・お母さん達が撮影して喜んでもらった。また、今年も地元の自治体も協賛している
「かごしま深海魚研究会」による深海魚の展示紹介やO先生による深海魚講座などが行われ、こちらも多くのお客さんで賑わっており、今回のイベントは大盛況となる。
地魚鑑賞プール
アカシュモクザメ
サメタッチ
鹿児島のうんまか深海魚コーナー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます