お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

謎な稚魚

2020年10月18日 | 採集
 今回の夜間採集遠征でもう1種、謎な稚魚も採集。家に持ち帰ると既に死んでおり、泳ぐ姿は観察できず。体が小さいので撮影し、パソコンで画像を拡大して見てみる。すると全体像や頭部の感じ、体色からクロイシモチかなと思う。だが、調べるとクロイシモチにしては背鰭棘の数が多い。テンジクダイ科の別種かなと思うが、背鰭棘の数が皆違う。となると何だろうか。よく見ると2基あると思われていた背鰭が切れているだけで1基のようにも見える。となると腹鰭棘、臀鰭棘も合わせ、フエダイ科フエフキダイ科、ハタ科辺りだろうか。結局迷宮入りである。まぁ、稚魚なので、自分の知識では迷宮入りするのが当たり前なのでここで終了。


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