お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

水族館研修

2008年02月24日 | 日記

 昨日から漁協の青壮年部の研修で鹿児島市内に来ている。今日は研修2日目でかごしま水族館を見学する。水族館に着くとタイミング良くジンベエザメの給餌の時間。バックヤードから見学させて頂く。今、飼育展示されているジンベエザメはうちの漁協内の定置網で捕獲された個体で日本ではもっとも最小であった(採集時の全長136cm)。その当時ならまだ液浸標本として保存できるサイズではあったが、もう既に成長してしまった。だが、こんな事言えばお世話になっているのに水族館の方に怒られてしまいそうである。かごしま水族館の目玉はやはりジンベエザメである。しかし今回、部員みんなが見たがっていたのは黄金ヒラメ(私のブログ:2008.1.11)であった。その後どうなっただろうと気になっていた。会いに行くと上部と横から観察できる特殊な水槽で展示してあった。この水槽はそのほか普通のヒラメとコチが展示されていて、砂に隠れているところを見学者が探すような展示方法が取られている。普通のヒラメとコチは見事に隠れていたが、やはり黄金ヒラメは砂の上でも目立っていた。この展示水槽には黄金ヒラメの解説が水槽のガラス面上部に張られていたが館内は暗く水槽内が明るかった為、この解説が逆光になってしまい分かり難くい。当初は新聞報道もありお客さんは気付いたかも知れないが、今は珍しい黄金ヒラメだと認識してくれているだろうか?しかし、採集された時からすると体の黒の色素がかなり増えている。今後徐々にこの黒の色素が増えて行くのだろうか?体色の変化が気になり今後も目が離せない。
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