今日は土曜日なので港へ夜間採集へ行く。今日の日中は久し振りに凪で一日中定置網の沖仕事が出来た。だが、夜になりまた風が吹いて来て、港に来ると結構風が強い。その為、岸壁を覗くと海藻やゴミが打ち寄せて覆い、海中を見ることが出来ない。何とかゴミの隙間からハナオコゼの稚魚を見つけるもののゴミの量が凄く、これではお手上げ状態である。岸壁採集は出来ないが幸い潮が下げているので港内に降りて散策する。すると干上がった砂の上にハチが横たわっているのを発見。先月の終わりには砂の上でヒメハゼを見つけ、今度はハチである。このハチも砂に潜っていたところ潮が引いて逃げ遅れたのだろうか。手に取ると鰓はまだ動いているが瀕死の状態である。バケツに入れ様子を見る。結局その後は何も収穫は無く終了。ハチはバケツの中でひっくり返ったままで蘇生する感じも無い。見れば鰭膜も破れておらず、体にはスレ傷すら無く綺麗な状態。という事で魚ボラの標本用に確保する。
岸壁はゴミや海藻で覆われている
ハナオコゼ稚魚
砂の上でハチを発見
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます