今日も土曜日という事でいつもの港へ夜間採集へ行く。今回も今の時期に2年続けて出現したメバル属の幼魚を求めて行う。現場は風も無く水中の様子がよく観察できる。だが、今回もメバル属幼魚の姿を確認することはできない。それどころか魚の姿が非常に少ない。そんな中、水面に光を当てると魚の姿が現れ、急いで掬う。見ると以前にも採集した事のある仔魚である。腹部に腹腔色素斑が6個確認できるのでオキエソの仔魚となる。この場所で何度も採集したことがあるが、その全てが腹腔色素斑が6個あるオキエソである。この港はうちの定置網から近い場所にある。この辺りは広く砂地であり、エソ類が非常に多い場所である。定置網ではオキエソも獲れるのだが非常に少なく、逆に他のエソの仲間が非常に多い。だが、他のエソ類の仔魚は獲れた事が無くどこにいるのか非常に気になる。
オキエソ仔魚
しかし、こういう口が小さい魚を飼育するとき、餌で苦労した覚えがあります。
飼うなら丈夫な根魚がいいですね。
海水魚を飼育されているのですか。
餌など飼育で苦労されているという事は結構色々と飼育されましたね。
チョウチョウウオ類は餌が大変で、水族館ではペースト状にしてサンゴ石に塗ってあげていました。
何でもよく食べる丈夫な魚が一番ですね。