お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

タイワンヒイラギ

2007年01月09日 | 定置網

 今日は時化明けということもあり、定置網はサワラにタチウオなどが大漁であった。そんな中、おもしろい魚はいないかと眼を光らせているとタイワンヒイラギを見つける。ここでは珍しい魚ではないが数は少ない。分布域は琉球列島となっているので珍しい魚かもしれないが昔から毎年獲れている。もちろん鹿大の標本用にもすでに確保している。分布域が琉球列島となっているヒイラギ科の魚をあと数種、昨年獲っている。こちらはここでも珍しいので今度獲れたら紹介したい。
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市場便り

2007年01月06日 | 市場

 今日、市場には大型定置網で獲れたオオニベが並んでいる。冬に水揚げされるが殆ど10キロ以上ある大きな個体ばかりである。大きいのでオオニベと判断が付くが小さな若魚を見たことが無い。ひょっとして見ているけど気付いていない可能性もあるが、若魚は同じ形をしているのかも知らない。図鑑やネットで小さい個体の写真を探すが見つからない。隣県の宮崎県では養殖されているらしいが、養殖という事は幼魚を扱っていると思うので見てみたいものだ。
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笠沙のサンマ

2007年01月05日 | 定置網

 今日、漁協の定置網でサンマが獲れた。サンマというと北の方を連想するが、ここ笠沙でも獲れる。だがそれはイワシが獲れなくなってからの事(10年くらい前から)である。一時は毎日トン単位で獲れたが今ではサンマまで数が減った。最盛期には朝、網の中で産卵行動が観察できる。網を起こす時に網やロープに産卵していて手袋などにも着く。ここ数年はトン単位では獲れなくなった。サンマと言うと焼いた時の煙が連想されるが、ここで獲れるサンマは脂がまったく無く、焼いても煙が出ない。そのため身はパサパサしていて美味しくない。当然値が安く、鮮魚ではなく、主に養殖魚の餌となる。デジカメで撮影していなかったので何個体か貰って持ち帰り撮影。残りは鹿大の標本用に保存する。
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仕事始め

2007年01月04日 | 定置網

 今日が仕事始めであった。定置網ではサバにタチウオ、マアジなどの漁獲があった。そんな中、見つけたのがサザナミフグ。決して珍しい魚ではないが傷のある個体が多く、今までに綺麗な個体を写真で撮っていなかったので持ち帰り写真撮影。だが、傷は無かったもののほかの魚と一緒に持ち帰った為、他の魚が体側に触れていたのかその場所が変色してしまった。一応写真撮影はしたが再度トライするかどうか・・・。鹿大の標本用にはサイズが大きいのでやめる。
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