菊之湯はほとんどの客室に温泉の風呂が付いている。
それだけでも温泉ファンには嬉しいが、大浴場も趣向が凝らしてあり、
風呂に関しては大いに満足した。
まずは、チェックイン時女性用だった菊風呂から。
大浴場は3号館(梅の棟)1階にあり、22:00で男女が入れ替わり
晩は24:00まで、朝は5:00から入れる。
一晩中入れる訳ではないが、各部屋に温泉の風呂があるので十分でしょう。
脱衣所も広く、風呂上りも快適に過ごせそう。
男性用アメニティも置かれているが、化粧落としはない。
うわ~、素晴らしい!
床は青石で滑らない。
湯船の縁のRに身を任せうっとり。
イタリア製の大理石で作られた16枚の花弁の菊。
菊の真ん中が湯口で、花弁の間を伝って湯が浴槽へ。
こちらは入れ替わった紅風呂で、やや小ぶり。
菊風呂にはなかった露天風呂が付いている。
露天風呂へは、内湯の中にあるドアを開けて。
内湯の湯口が変わっているが、テレビで見るCMを思い出した。
こちらも床は青石、浴槽は伊豆石との事。
壁は何だろう?
この色から紅風呂と名付けられたのかな?
露天風呂からあふれた湯が内湯へ流れ込む。
私は気にならないのだが、相方はこれは嫌だ・・・と。
ややぬるめの湯は柔らかくて優しい。
完全掛け流しと思っていたが、どうやら循環併用みたい。
湯船からはあふれているし、こんなステキな風呂、循環でもいいか。
湯は成分総計445mg/Kg 程のアルカリ単純泉。
PH=8.9 のせいかややつるつる。