道がカーブしている所にクリフハウス柳田旅館はあった。
よく見ると道路を眺めるようにワンが座っている。
玄関入ると長いヒモが・・・。
ヒモの先には看板ワンのコロちゃん。
おとなしい賢いコロちゃん。
人なつっこく無駄吠えしない。
お気に入りのオモチャだが、今は興味を示さない。
自由に外へ出られるように長いヒモが首輪にくくられていた。
ただし、自動扉はコロちゃんでは開かない。
ペットと泊まれる部屋もあり、この日もう一組のお客はペットのワンちゃん連れ。
部屋は英国アンティーク オーシャンツイン。
アンティーク家具類はご主人の趣味で集められたもの。
クーラーや扇風機はないが、6月中旬なのに寒いぃ。
テレビの横にバス・トイレ。
窓からは海が見えるハズだが、この日も翌朝も濃い霧に包まれた。
お風呂は別にあるのだが、この日は湯が入ってなくて、部屋のバスを使った。
小物まで凝っている。
なかなか珍しい、普段の宿とはちょっと違う宿だったが、清掃がイマイチ。
現在のご当主は5代目。
元々は駅逓として宿はスタートした。
大正5年、小越駅逓所が設置され、昭和3年に廃止。
この旅で旧上藻別駅逓所とここ、2ケ所の駅逓を知った。
フロントに飾られた1枚の写真。
難破したオランダのマノア号一行がこの柳田旅館に宿泊。
ベッドがないので、みかん箱を集めてベッド代わりにしたという。
その話や小越駅逓の詳しい事はこちらで。