2017.06.17 しれとこ村をチェックアウトしカムイワッカの滝を目指す。
う~ん、凄い霧。
えぇ~、カムイワッカの滝まで15キロもあるの!
下調べ不足。
15キロのうちダートが11キロ続く。
細く暗いダート。
離合困難な所もあり、運転手は気を遣ったでしょう。
途中開けた所では、エゾ鹿を2ケ所ほどで見かけた。
11キロのダート、20分程でカムイワッカの滝に到着。
簡易トイレが3ケ所。
他には何もない。
看板はあった。
正式にはカムイワッカ湯の滝。
硫黄成分だろうか、黄色に色づいた岩肌に流れ落ちる水。
霧に覆われ暗い。
誰か登っているのだろうか?
登る人影は見えなかったが。
はぁ、テレビなどでよく取り上げられるカムイワッカの湯の滝。
簡単に行けると思い込んでいた。
この先、道路もなく、一般車が入れるのは、この辺りまで。
もちろん、冬季は閉鎖される。
来た!見た!・・・だけでいいか。
ウトロへ戻り知床遊覧船に乗る。
船酔いしやすい相方なので一番大きな遊覧船おーろら号にした。
車は市営の有料P(400円)に停めなくちゃいけない。
霧の為途中で引き返すかもしれない条件付き。
船内、結構混んでいて座る場所もないので、船内で差額料金400円を支払い1等席へ。
出航したものの霧で何も見えない。
イルカが泳いでいるのをかすかに見えた。
30分程乗ったところで引き返しますとのアナウンスがあり、船は転回。
乗船料金3100円のうち1100円返金。
駐車場料金400円、1等席400円、船賃2000円・・・。
二人で5200円の損失。
あぁ、無駄遣いしたなぁ。
条件付き出港なら絶対やめるべきです。
知床自然センター近くで見かけたエゾ鹿。
ウトロから知床五湖を目指すが、霧は晴れて来た。
カムイワッカの湯の滝へ行く時も同じ道を走っているのだが、
こんなに美しい道だったとは。
知床五湖、自由に歩ける訳ではない。
高架木道を歩き1湖までは、年中無料で自由に歩ける。
開園から5/9までと8/1~10/20まで は、知床五湖フィールドハウスで
レクチャーを受けて地上遊歩道を歩けるが250円の有料。
5/10~7/31まではヒグマ活動期なので有料のガイドツアー。
予約が必要な大ループと予約不要の小ループの2コース有り。
10/21~閉園までは無料で自由に散策可能。
で、私は高架の木道で1湖まで。
天気は回復してきて、知床連山の山並みが見えてきた。
右端は一番高い羅臼岳1660m。
高架木道は800m程続き、1湖まで片道20分。
なるほど、車いすもスイスイ。
地上へ下りるゲートがあったが、木道からは下りられない。
知床1湖です。
晴れて良かった~。
でも、少ししたら霧がかかりだした。
知床自然センターへ戻り、フレベの滝を見に行く事に。
往復2キロ40分、整備された遊歩道を歩くが、ヒグマが出る事もあるらしい。
この落とし物はヒグマの・・・?
遊歩道の回り一帯ワラビがいっぱい出ている。
採る時期は過ぎてもう食用にはならないぐらい葉が開いていた。
国立公園内なので採集できないが、もったいない。
日にち限定でワラビ採集デーを設けてもいいのになぁ。
右から羅臼岳、三つ峰、サシルイ岳。
展望台に着いたが濃霧で何も見えない。
やはり海には霧がかかりやすいんだ。
かすかな水の流れがフレベの滝・・・か?
ワラビ野にエゾ鹿。
鹿はワラビを食べないらしい。
今宵の宿がある羅臼へ国道334号知床横断道路を走る。
この道は4月下旬から11月上旬までしか走れない。
嬉しい事に快晴。
知床峠からはすぐそばに羅臼岳。
所々に雪が残る。
羅臼の町や海は雲海に覆われて見えないが、国後島は見えた。
私は随分前に一度訪れている知床半島。
もちろん世界遺産になる前で、知床五湖も自由に歩けた。
あまり記憶に残ってないし、今ほど整備されていなかった。
相方は初めての知床。
二人して新鮮な気持ちで知床を遊んだ。
今宵の宿らうす第一ホテルに到着。