串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道-27(知床にて)

2017年08月15日 | 旅-北海道

2017.06.17 しれとこ村をチェックアウトしカムイワッカの滝を目指す。 

う~ん、凄い霧。 

 えぇ~、カムイワッカの滝まで15キロもあるの!

下調べ不足。

 15キロのうちダートが11キロ続く。

細く暗いダート。

離合困難な所もあり、運転手は気を遣ったでしょう。

途中開けた所では、エゾ鹿を2ケ所ほどで見かけた。

 11キロのダート、20分程でカムイワッカの滝に到着。

簡易トイレが3ケ所。

他には何もない。

 看板はあった。

正式にはカムイワッカ湯の滝。 

 硫黄成分だろうか、黄色に色づいた岩肌に流れ落ちる水。

 霧に覆われ暗い。

誰か登っているのだろうか?

登る人影は見えなかったが。

 はぁ、テレビなどでよく取り上げられるカムイワッカの湯の滝。

簡単に行けると思い込んでいた。

この先、道路もなく、一般車が入れるのは、この辺りまで。

もちろん、冬季は閉鎖される。

来た!見た!・・・だけでいいか。

 ウトロへ戻り知床遊覧船に乗る。

船酔いしやすい相方なので一番大きな遊覧船おーろら号にした。

車は市営の有料P(400円)に停めなくちゃいけない。

霧の為途中で引き返すかもしれない条件付き

船内、結構混んでいて座る場所もないので、船内で差額料金400円を支払い1等席へ。 

出航したものの霧で何も見えない。 

 イルカが泳いでいるのをかすかに見えた。 

 30分程乗ったところで引き返しますとのアナウンスがあり、船は転回。

乗船料金3100円のうち1100円返金。

 駐車場料金400円、1等席400円、船賃2000円・・・。

二人で5200円の損失。

あぁ、無駄遣いしたなぁ。

条件付き出港なら絶対やめるべきです。

知床自然センター近くで見かけたエゾ鹿。 

ウトロから知床五湖を目指すが、霧は晴れて来た。

カムイワッカの湯の滝へ行く時も同じ道を走っているのだが、
こんなに美しい道だったとは。

知床五湖、自由に歩ける訳ではない。

高架木道を歩き1湖までは、年中無料で自由に歩ける

開園から5/9までと8/1~10/20まで は、知床五湖フィールドハウスで
レクチャーを受けて地上遊歩道を歩けるが250円の有料。

5/10~7/31まではヒグマ活動期なので有料のガイドツアー
予約が必要な大ループ予約不要の小ループの2コース有り。

10/21~閉園までは無料で自由に散策可能

で、私は高架の木道で1湖まで。 

 天気は回復してきて、知床連山の山並みが見えてきた。

右端は一番高い羅臼岳1660m。

 

 

高架木道は800m程続き、1湖まで片道20分。 

 

 なるほど、車いすもスイスイ。

地上へ下りるゲートがあったが、木道からは下りられない。

 知床1湖です。

晴れて良かった~。 

 

でも、少ししたら霧がかかりだした。

知床自然センターへ戻り、フレベの滝を見に行く事に。

往復2キロ40分、整備された遊歩道を歩くが、ヒグマが出る事もあるらしい。

この落とし物はヒグマの・・・?

遊歩道の回り一帯ワラビがいっぱい出ている。

採る時期は過ぎてもう食用にはならないぐらい葉が開いていた。

国立公園内なので採集できないが、もったいない。

日にち限定でワラビ採集デーを設けてもいいのになぁ。

右から羅臼岳、三つ峰、サシルイ岳。

展望台に着いたが濃霧で何も見えない。

やはり海には霧がかかりやすいんだ。

かすかな水の流れがフレベの滝・・・か?

ワラビ野にエゾ鹿。

鹿はワラビを食べないらしい。

今宵の宿がある羅臼国道334号知床横断道路を走る。

この道は4月下旬から11月上旬までしか走れない。

嬉しい事に快晴。

知床峠からはすぐそばに羅臼岳

所々に雪が残る。

羅臼の町や海は雲海に覆われて見えないが、国後島は見えた。

私は随分前に一度訪れている知床半島。

もちろん世界遺産になる前で、知床五湖も自由に歩けた。

あまり記憶に残ってないし、今ほど整備されていなかった。

相方は初めての知床。

二人して新鮮な気持ちで知床を遊んだ。

今宵の宿らうす第一ホテルに到着。