池の端は廃業してしまいました。
その跡地は宅地として売りに出てました。
函館の料理旅館池の端。
今までに何度か泊まっている。
施設は古いが料理はおいしく、温泉が凄い!
上は翌朝の写真で、チェックインは19:00前になって
しまったので温泉は後回しにして、早々に夕食。
いつもこの部屋。
他に宿泊客はいない。
すでに布団が敷かれていた。
広縁の隅に洗面所。
冷水も用意されていた。
部屋に置かれた煎茶はおいしいが、ポットは旧式のもの。
部屋に入ってすぐの所にトイレがあるが、ウォシュレットではない。
トイレはこの写真の左側で、突き当りは部屋風呂。
かつては使われていたらしいが、私が泊まるようになった
時には、既に使われてなくて、今は施錠されていた。
濃い源泉なのでスケール除去に手を焼かれたのだろうか?
夕食後さっそく風呂へ。
他に客はいないので、この男用の風呂を貸切で使った。
もちろん女風呂も自由に・・・。
足の踏み場もないボコボコの床。
慎重に歩かなければいけない。
見事な千枚田状態。
こちらは女風呂。
男風呂の1/3ぐらいの大きさ。
湯船が小さいから、浴槽の湯も高温になっていて
朝ぶろにはぴったり。
湯面にはうっすらと油膜のようなものも見えた。
昭和29年の分析表がかかっている。
谷地頭温泉 第五号井
今、この源泉を利用しているのは、ここ池の端旅館ともう1軒だけ。
そのもう1軒は商業施設ではないので、一般人は入れない。
分析当時は1100L/Mも出ていた源泉だが、今この湯に浸かれるのは、
ここ池の端旅館だけという貴重な温泉だ。
函館市営の谷地頭温泉もこの源泉ではない。
成分総計:26.291g/Kg 凄く濃い!
残念ながら立ち寄り入浴は不可。
食事をすれば入浴可能かもしれないが、未確認。
食事はこちらで。