食事は1階の部屋に用意された。
別館は2階に2室、1階に3部屋の全5部屋。
この日、別館は2組だけだったのかな?それぞれ1階の部屋が食事処として使われていたようだった。
時間になると(18:00or18:30)部屋に電話がかかり階下へ下りて行った。
食前酒はブルーべリー酒。
うるいの酢みそ掛け。
フキ、高野豆腐、タケノコなどの煮つけがお皿からはみ出さんばかりに。
岩魚のみじん粉揚げは頭からパリパリ。
添えられたサツマイモの揚げ物。
みじん粉って何だろう?
もち米を蒸して乾燥させ粉にしたもの・・・だった。
道明寺粉と同じか?
空也蒸し。
ここ川渡の米と水で作られた「雪渡り 友酔」。
大根餅。
初めて食べるが大根はあまり感じなくて、磯辺巻の餅を食べているようだった。
じゃがいも団子の中に鶏ミンチをい込んだ「鶏まんじゅう」。
キノコあんも味が良い。
エビ、銀杏、まいたけなどが入った熱々の飛龍頭。
おふくろの味のオンパレードだが、作り込まれたものらしく味は抜群においしい。
もう1本呑みたくなり「しぼったまんま」という冷酒を。
薄濁り、フルーティなお酒で、これは気に入り道の駅で見つけて買って帰った。
メニュー以外の「干し柿の天ぷら」が供された。
この汁ものの「まんじゅう麩」には驚いた。
まんじゅう麩そのものを初めて食べるのだが、麩とはいえ凄いボリュウムがあり、うまい出しを吸っていて本当においしかった。
新潟県でまんじゅう麩を見つけ買って帰り自宅でもやってみたが、出しがイマイチなのと初めて食べるものなので家族には不評だった。
〆は五穀米と白米のおむすび。
大根餅、まんじゅう麩などでお腹がいっぱい。
おにぎりは一つしか食べられなかった。
デザートはグレープフルーツのゼリー。
器も料理によく合う土ものでなかなかセンスがいい。
朝食は通常8:00~だが、少し早めてもらい7:30から夕食と同じ部屋で。
懐かしいおひつ。
全て用意されていたので味噌汁は少々さめていた。
紫蘇巻きは近所の北浦さんが作られたものだろう。
チェックイン後「あ・ら・伊達な道の駅」 で買って帰るが、食べ慣れない大阪人にはこれも不評。
ぴかぴかご飯はおしかった。
笹かも、あまり好きじゃないけど、このように青紫蘇とカツオ梅(?)が挟んであると、珍しくておいしく頂いた。
食後にコーヒーが運ばれた。
食事は女将と大女将が中心に作っておられるのだろうか、家庭料理の延長のような料理で、少し頑張れば私にも出来るかな?
しかし、どれも関西人が食べても塩辛い事はなくおいしく味付けされていて、食べてほっとする料理ばかりだった。